お釜2010年07月28日 23時23分23秒

 毎日我家でほかほかの白飯を作ってくれていた高性能炊飯マシンのお釜のテフロン加工がところどころ傷ついてはげてきました。あまり気持ちのいいものでもないので使用をやめ新しい釜だけ注文してみようと思ったらこれが思いのほか高価なため、購入を少し伸ばす事にしました。そして引退後捨てられることなくホコリをかぶっていたこの超シンプル炊飯器が復活したのです。どうですこのいさぎよさ。スイッチは一つだけ。これを下にかちりと下ろしたら炊飯が始まり終わるとかちりとあがってそれでおしまい。保温機能、タイマー、早炊き、おかゆ、無洗米対応、すべてありません。実はこの前に使っていたのも似たような昭和テイストデザインの超シンプル炊飯器でした。3合炊きだと子供が増えて間にあわないので、5合炊きに買い替えたんです。そして子供が小さい頃から今のマシンになるまでは、ず〜〜〜っとこれを使っていました。冷めた飯は電子レンジがあるし、何の不自由もなかったものです。当時は店頭にも置いていず、カタログでわざわざ探して注文して買ったんですが、もうさすがに生産はされていないでしょうね。

チャーシューでビール!2010年02月15日 23時23分23秒

 食べ物の話が続きますがこの正月に試してへえ〜と思うくらい美味しかった東海林さだお式チャーシューのお話などをひとつ。
 
 これけっこうお好きな方々にはすでに有名なようで検索するとあちこちからぞくぞくと出てまいりますので興味のある方はぜひそちらもご覧になってください。この、東海林さだお式チャーシュー、作り方はいたってシンプルです。1. 豚肉をゆでる。2. 醬油につける。以上。ほんとですよこれ。信じられない方は文春文庫の「ブタのまるかじり」を参照ください。くどいくらいに「ほかのものはなあ〜〜んにも入れないで。お願いだから。僕を信じて」とあるくらいですから。でもそれだけじゃあんまりなのでもうちょっと詳しく書くと、豚肉のかたまりを入手します。売場にはよく「煮豚用」として凧糸で縛ってあるかたまりがありますがあれが便利でしょう。お湯を沸かしてお肉を投入したら、お肉の中心に火が通るまで串などでチェックします。串が赤くならなくなったらOKだそうです。鍋から出したら準備しておいた醬油にお肉をどっぷりと漬けます。お肉全部が浸るようにしないといけないので、うちは立方体のシール容器を使いました。こうすると醬油の量もおさえられます。そして付けることだいたい30分、少し切って味見しましょう。端っこはどうしても早く漬かりしょっぱくなるので出来るだけお肉の真ん中で。好みのしょっぱさになったら醬油からひきあげてできあがりです。冷蔵庫などで保存後一日くらいたつと味も落ち着いてきてより美味しいです。

 うちでは東海林さだお氏を信じてほんとに何にも入れませんでした。でもこれでほんとに美味しいからお好きな方は一度試してみてください。生姜もネギもニンニクも八角も紹興酒も蜂蜜も科学調味料も香料も増粘多糖類も酸化防止剤も結着剤もメタミドホスも入っていない純なチャーシュー、お好きな厚さに切ってさあ召し上がれ。正月はこれで冷たいビールをごきゅごきゅごきゅっとやるつもりでしたが子供たちにも大好評で私が一切れ食べたころには食卓からは消え去っておりました。今度は違う部位のお肉でも試してみたいと思っています。(写真はイメージです)

大晦日の春木家本店2009年12月31日 23時59分58秒

 既にこのブログにも登場しているがもうずっと前から年越しそばは此処で食べることになっている。荻窪の老舗蕎麦屋、春木家本店。(有名なラーメン店はここからの暖簾分けで、家じゃなくて屋です)たしか昭和ヒトけたのころから続く老舗だけど同じ荻窪の有名ブランド蕎麦屋なんかよりもずっと手頃な値段で本格的な蕎麦を食べることができる。正月に帰省するときはお土産にしてもらい郷里で食べる。今年は帰阪しなかったので家族皆でお昼時をちょっとずらして食べに行った。1年ぶりのような気がしてその早さにびびっていると店主も同じことを言っていた。瓶ビールで乾杯して今回は焼酎の蕎麦湯割りとネギメンマ、ピリ辛トンさき、おまけで出してくれたそば粉を薄く伸ばして揚げたものに蕎麦味噌をつけて食べるつまみ。カミさんはいつもの体力煮麺。酔も回ってきた頃に盛りそばを頼んで蕎麦だけお替わりし、汁物や丼物を食べた子どもたちにも分けてやる。ここの麺はパスタでいうアルデンテでけっこう歯ごたえがあってそれも好み。中華そばもスゴク美味しくて超人気メニューなんだけど今回はもう食べられなかった。もっと普段から食べにいけばいいんだよな。ふつーに街角にある家族経営のお蕎麦屋さん。しみじみといいお店。お蕎麦はたぶんお持ち帰りもできると思います。お近くにおこしの際はどうぞ。

たこ焼き2009年12月27日 23時23分23秒

 子供達が隣町のお友達のうちにお泊まりすることになったので、見送りがてらお宅にお邪魔してリクエストのたこ焼きを作ってプチ忘年会。買ったばかりという電気たこ焼き器、廉価だったらしいですが、焼きムラができにくくてなかなか優秀でした。家庭で美味しくたこ焼きを作るコツは、粉を溶く時に人数分の鶏卵を入れること。玉子かけご飯のことを考えればそう多くはないのでここは贅沢に。そして揚げ玉、紅ショウガも忘れないようにしましょう。粉はできるだけゆるくして、焼き上がって皿に載せたらゆっくりとしぼんでいくぐらいが重くなくて食べやすいです。写真はそのお友達宅の猫、近くに寄ってきたなあと思ったら、そでまくりしていた腕にいきなりがぶりと噛み付かれてしまいました。

お歳暮 缶から焼き2009年12月22日 23時23分23秒

 ふだんから人には世話になりっぱなしなのに柄にもなくお歳暮をいただきました。缶のまま冷凍されて送られてきたこの中身はタラバガニ! そして凍ったままガスレンジにかけて蒸し焼きにするんだそうです。さっそくそのレシピのとおりに火にかけて数分、上記が吹き出てきたところで火を止め、ジューシーなタラバガニを家族揃っておいしくいただきました。旨いカニならそのままで食えそんなことは邪道だと言われるのですがちょっとお酢をつけて食べるのも好きなんですよ実は。蟹様すみません。ハフハフ。もぐもぐ。ちゅーちゅー。ごちそうさまでした。

プチ忘年会2009年12月21日 23時59分59秒

 新宿歌舞伎町の居酒屋「でん八」http://r.gnavi.co.jp/a793300/ で、恒例になっている友人たちとのプチ忘年会。もう何回目かなあ。リーズナブルな飲み放題コースでエビスビールがたらふく飲める贅沢さ。いわし料理も鍋も美味しくて気取らない飲み会にはおすすめである。姿を見せなくなっていた店員のお兄ちゃんが復活していたかと思えばいつも「お、今年も来たね。いらっしゃい」と気軽に声をかけてくれていたご主人が他界されていたそうで壁にはそっくりなペインティングが飾ってあった。毎年年末に一回くらい行くだけだから知らなかった。年月は確実に刻まれている。ご主人、これからもあなたの店に飲みに来つづけますので、どうぞ安らかに。
 その後カラオケ屋でさんざん騒いだあとに御苑前のロックバーで始発を待つことになっちゃったのは内緒。

渋谷でカレー2009年10月26日 23時01分01秒

骨付きチキンのカレーとつけあわせ
 大阪から知人のライター、カワムラケンジが上京して、渋谷にあるWEBプロダクションでカレーを振る舞うというのでご相伴にあずかった。彼は関西で「大阪カレー坊主」や「スパイス番長」として「もっと生活にスパイスを!」と、スパイス料理の美味しさや楽しさの啓蒙活動を展開中(いや今は計画中か)なのである。http://www.club-thali.com/ 長年の食関係のライター活動で培い蓄えた体験や知識をもとに、カレーやスパイスにとどまらないさまざまなプランそして作品制作も計画中あるいは進行中とのことで、その発表の場を日夜探して奮闘中! 旧い友達として、俺も応援している。スパイスに興味はあっても、なんだか身近じゃないし難しそうで敷居が高いなあなどと感じていた方、彼のサイトで質問でもすれば、初歩的なことや些細なことでも懇切丁寧に答えてくれると思いますよ。

焼き鳥屋@阿佐ヶ谷2009年10月23日 23時23分23秒

イメージ写真
 いやいやそういえば昨日のライブの前に時間があるからMとちょっといっぱい引っ掛けていこうということになって飲み屋をさがしてたんですよ。チェーン店じゃない気軽な感じがなかなか見つからなくてうろうろうろうろしてようやくこぢんまりとしたいい感じの焼き鳥屋さんがあったからそこに入ったんです。テレビではプロ野球中継が流れていて、壁には野球選手の写真やカレンダーがいっぱい貼ってあって…。でもそれをよく見ると全部「横浜」なんですね。そこでちょっとあれ?とひっかかったんですよ。ん?ん?もしや、もしやと思って他の写真を見ていくと、ありましたありました。店主のおじさんと並んでいるベイスターズファンでもある山下洋輔氏の写真がたくさん。ここ、筒井康隆氏のネット会議室で話題に出てくる焼き鳥屋だったんです。偶然見つけちゃったんです。ちゃんと筒井康隆氏が写った写真もありました。感激です。つまみも串焼きも美味しくて安い。新宿思い出横町に続いてまた味わい深い焼き鳥屋さんを発見することができました。この日はライブがあったのでそこそこで引き上げましたがぜひまた来たいと思います。でも調べてみたら地元では有名な人気店でいつも満員らしいですね。あ、写真は吉祥寺ですからね。あくまでもイメージです。仕事が意外に早く終って夕方に飲み屋探して歩いてるような……。

芋煮会2009年10月18日 23時23分23秒

 というわけで公園で芋煮会&かたわらで粉焼き。好天だったので朝からBBQエリアは場所取りと仕込みと火おこしとアウトドアブランドロゴ入りグッズに囲まれた人達でいっぱい。うちは煮物なので場所はコンパクト。テーブルは市の野外活動課からの無料レンタル。火元はらくちんなカセットコンロ。運搬もチャリンコ。なんだかおれたちシティ派? 大人子供十数人で準備をしながら、生ビールサーバの配達のために現場でうろうろしている酒屋さんにうちも便乗してサーバを頼んだ。このビールがまた美味くて普段ビールなどまず飲まないお母さんがたにも大好評なのである。ず〜っとちめたいし。

 話に聞くと東北での芋煮会というのは行事としてとても大事なものかつ頻繁に行われるものらしい。今回は宮城と山形出身の方直伝で、豚肉味噌風味の仙台流芋煮と牛肉醬油風味の山形流芋煮が作られた。両方とも具沢山。どちらも涼しくなり始めたこの季節ビールで冷えたお腹にじわ〜〜〜っとしみわたるような美味しさだ。さておれは芋煮の横でこの日の第二目玉メニュー、粉を焼きはじめる。この日は粉を焼き慣れている同郷の友人もいたので楽ができてありがたかった。粉は小麦粉に粉末だしと鶏卵と塩を加えて前夜のうちに水で溶いておく。「こな溶いたら一晩から一日くらい寝かせたほうがうまなりますねん」って昔たこ焼きやのにーちゃんが言ってたから。それを大きなタッパに入れてえっちらおっちら持って来たの。粘度はたこ焼きの粉くらいでピチャピチャせずお玉からとろっとたれる程度。油をひいて熱したフライパンに薄く粉を流す。直径は15センチ大きくてもせいぜい20センチ、粉が固まりはじめる前に上にワケギなどの青いネギやキムチなど(今回は小さい豚バラ肉ものせたがなくてもよい)をのせて軽く焦げ目がつく程度に裏返しながら焼けばOK。粉には味がそこそこついているのでソースなどはなくてもいける。好みでポン酢もまたいける。粉のボリュームが少なく、具が少ないので飽きずに何枚もぱくぱくいける。和風のミニチヂミってところだろうか。具を紅ショウガとニラで焼くと沖縄の「ヒラヤーチー」風になる。刻み海苔と鰹節で焼いてポン酢というのもビールにいい。子供達が皿を持って並んでいる。焼く。焼く。あいかわらずの人気である。
 
 ちょうどこの日公園では「子供祭り」というのが開かれていて広場では音楽の演奏や木工や手作りゲームやお化け屋敷などが子供達を楽しませてくれ、大人達も余裕をもって飲み食いができた。乳児をつれてきたお母さんも楽しそうだったが息抜きになっただろうか。食後はせがまれて子供達のキャッチボールやサッカーにつきあってがくがくのへろへろになる。規定の時刻で火を消し、ボールが見えにくくなる日暮れころまでたっぷりと走り回って遊び、道具を返却して帰宅後は友人と銭湯に行き酔いと汗とホコリを流した。それにしても日が短くなったなあ。

初ナベ2009年10月12日 23時23分23秒

 友人ご家族がお子さん連れで遊びにきてこの秋初めてのナベ。野菜、茸、肉、豆腐、厚揚げ……。大人4人子供3人。NHKで始まった人形劇を見て盛り上がっている子供達をわきにおいて熱々のナベをはふはふしてビールや焼酎をごくごく。気のおけないご夫婦なので気楽で楽しい。酒も肴も美味い。バスの時刻ぎりぎりまでたっぷり遊んで今度はぜったいお泊まりだよと約束を交わす子供達。仲良しっていいね。写真は上の子がうちの猫の毛を使って作ったフェルト細工で誕生祝いにもらったもの。しみじみとうれしい。
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