タイヤの交換 ― 2007年09月02日 15時34分10秒

うちのバイクは02年製造、おれが買ったのは05年でそれから走った距離は1万2000km近く。タイヤがそろそろ限界のような気がするのでようやく前後交換した。バイクのタイヤってクルマに比べたら高いなぁ。選んだのはミシュランのタイヤ。自分としては当初の予定より奮発したが、長持ちすれば多少の差額は気にならぬ。よしこれで車体に子供達の好きなビバンダム君のステッカーを堂々と貼れるぞ。動機はそれかい。いやいや、ちゃんと用途を話したうえでの店長さんのお薦めだったのである。K君よいお店を紹介してくれてありがとう。交換後、雨がポチポチっと降り出しそうななんとも中途半端な天気の中を20分ほどおそるおそる走って帰宅したが、その短い道中だけでも路面との感触の違うことったらないですね。ワインディングに出かけるのが楽しみ楽しみ。でもこの交換後の楽しさをもっと味わいたかったら、タイヤの寿命は短い方がいいということになるけど、そんなことはない。でもちょい乗り用とツーリング用でバイクを乗り分けている人はいるけど、タイヤを用途や気分で履き替えられたら楽しそう。今日は山道だからこれ、今日は雨だからこれ、冬のツーリングはこれ、なんてね。ガレージにはホイールとセットになったタイヤが並んでいる。なんだかバイク2台よりカッコいいかもな。
夕方、乗せろ乗せろとせがむ子供らを交代でのせて近場まで走る。下の子とはバイク用品店まで行って子供用ヘルメットに貼るステッカーを買い、上の子とは夕方の小金井公園まで行き、園内をぶらぶら、飲み物を飲んで帰宅した。
「金刀比羅宮 書院の美」展 ― 2007年09月06日 10時02分13秒

東京芸術大学大学美術館で開催中の「金刀比羅宮 書院の美」展に行く。 金刀比羅宮の襖絵を持って来て、表書院、奥書院の絵画空間を再現するというもの。なので、持って来れない壁に描いてある絵はインクジェットプリンターで複写したものになる。それを差し引いても、見事なコレクション(っていうのかなあ)です。
表書院では円山応挙が鶴や虎の絵をダイナミックに繰り広げ、伊藤若冲さんは、今回一般には初公開された奥書院の「花丸図」で相変わらずのパラノイアチックな植物絵を爆発させております。天井の格子絵でああいうのは見たことがあるけれど、壁や襖に規則正しくびっしり並んだ細密植物絵なんて発想がすごい。おもわず笑いがでますよこれ。
日本にいなかった虎を描くために、昔の画家は剥製や毛皮を参考にしたらしいんだけど、そこには「眼球」がはいってなかったんでしょうな。体の模様や毛並みなどは素晴らしい再現力なのに、目がどうしても「猫」になっちゃう。虎は猫みたいに瞳孔が細くならないんだけど、そこまで想像がおよばないのはしょうがないですよ。他の客が「かわいい、ころころしてなんか猫みたい」とかいってたけど、毛皮を参考にしただけで、しかも墨一色で、あれだけ描けるんだから、やっぱり凄いでしょう。
コレクションの量としてはそれほどでもなかったけれど、一枚のチケットで、同時開催されていた広重の「江戸百景」(東京芸大コレクション)も見られたので、割高感はなかった。日曜までですよ〜。
suzuki Meeting 2007 ― 2007年09月08日 23時28分51秒

今年も行ってきました「スズキ・オーナーズ・ミーティングin浜名湖」。
いろいろと都合があり、今回は単独で行くことにして、家族の手前泊まりは無理なので浜松までの日帰りです。もぞもぞと起きて握り飯を作りお茶を水筒に入れ、身支度をしてさあ行くぞと思ったとたんににブラブラしているウィンカーに気づいて軽くブルーになりながらガムテープで補強をし、朝5時半ごろに出発。東名に入り、一路西へ西へ、ゴ〜ウェ〜…。この日の面白いところは停まるPAの二輪コーナーがどこもスズキのバイクで占められていること。まあめったに他メーカーのは停まってませんよホントに。そしてその濃度が静岡に入った頃からどんどん濃くなってくるんです。磐田インターでおりて今日だけ解放されているスズキの竜洋テストコースに向かおうと思っていたら、最後に休憩したPAで、去年ミーティングにご一緒したFさんとバッタリ。待ち合わせをしているということなので飛び入りさせてもらうことになりました。
竜洋テストコース体験走行は、先導車について時速100キロくらいで一周6キロのコースを走行できるものです。まあなかなか走れる場所でもないのでそこそこ面白いです。しかも他メーカーのバイクでもOK。スズキ、太っ腹です。
会場に着いたら、いろいろとイベントや用品販売コーナーなどあるのですが、一番面白いのがなんといっても駐輪場。あるわあるわスズキのバイクがうじゃうじゃうじゃうじゃ、これでもかというくらい全国からスズキバイクが集まって凄いことになってます。古くはGT、GS、刀隼稲妻ジスペケ、小刀グースにギャグスカブー、ハスラーやらジェベルやらRFやら、漢のバイクやら、希少車種のはずのおれのSVやら…。気合いの入ったカスタム車などもあって、ここ歩いてるだけでもほんとに楽しい。興味のない人には、当然わからんでしょうね〜。
今調子のいいMotoGPのマシンや8耐の優勝マシンの展示、250のスクーターでの体験走行や、ヨシムラチームの鈴鹿8耐優勝報告会などもありました。会場で一緒になった同じSV乗りの方と食事をしてさくっと帰路に。といってもすでに17時はまわっていましたが。磐田インターまでR1をのんびり走り、東名に入って、東京へ。往復5百数十キロ。まるで耐久ツーリングでしたが、いい気分転換になりました。おみやげに黒はんぺんを買い、帰宅後の肴にしました。
スズキさんへの一言、「日陰のスペースを増やすか、もうちょっと涼しい時期にやってください」。台風が過ぎた後なのはラッキーでしたけどね。
三鷹までうっかり寝過ごした ― 2007年09月20日 16時30分01秒

打ち合わせの帰りの電車で久々でやってしまった。 ふと確かここでそういえばこんなのやってたなぁと思い出す。→http://mitaka.jpn.org/calender/gallery/
というわけで吉祥寺にひっかえさずに下車して三鷹美術ギャラリーに行ってきました。成田亨氏の確かな美術的造形力によって生み出された数々の怪獣たち。もろ怪獣世代のおれは幼い頃思いっきりお世話になりました。
予算的なことからか、着ぐるみを使い回すための制約から生まれた傑作な怪獣デザインも存在するんですね。ゴジラにエリマキつけただけのジラースはすぐわかるとして、ガボラはネロンガの使い回し、ギャンゴはベムラーの使い回し、あのバルタン星人はケムール人の使い回しだったとは。あと、ダダのモデルは阿修羅像で、最初顔は正面と左右の3つ着く予定だったとか、ドラコの初期デザインはまんまバッタだったとか、意外な事実もたくさんありました。怪獣マニアには、周知のことだったかもしれませんが。
カタログ買わなかったけど、もう一回いって、やっぱり買ってこよおうかな。まだひと月ばかりやってますよ。お時間があるかつての怪獣少年はどうぞ。
都立小金井公園 ― 2007年09月23日 23時38分33秒

3連休の中日、友人家族と一緒に小金井公園でバーベキュー。うちはアウトドア家族ではないので、カセットコンロでのBBQ。火おこし要らずで荷物も少なくていいしね。われわれはそれよりも酒をきらさないことと音楽に重きをおくのである。i-Podの台頭ですっかり見なくなったラジカセスタイルのCDプレーヤーをかついで行き、CDをりちぎにかけ替えかけ替えしながら楽しんだ。それから、BBQや焼肉で野菜を焼くときは、カットした後、あらかじめビニール袋などで油(オリーブオイルもGoo!)に絡ませてから焼きましょう。焦げにくくて、かさかさになって縮んだりしないし、野菜の旨味や甘みが逃げません。これは昔あるミュージシャンのイタリア人妻から教えてもらいました。子供らが肉を喰い尽くしても、大人はしみじみネギや茸などを味わえばいいのである。
先々週のことです ― 2007年09月27日 10時59分32秒

五日市街道沿い、西荻窪にある広島風お好み焼き店「カンラン」。一度行ったことのある長女から、また行きたい行きたい行きたいとリクエストされていたので、長女の誕生日にあわせて行ってきました。俺は初めて。お祝いにしちゃ素朴だけれどまあ本人は大喜びしていたので「良し」と。
昔行った広島風お好み焼き店では、仕上げにかけるソースの他にも、中身として一緒に焼くソバにまでソースが絡んでいてちょっとしつこかったが、ここはそれがなくて美味。お好み焼きが焼けるまでの時間に、枝豆をつまんだり、鉄板でホタテやスナギモを焼いてもらい、生ビールやホッピーをごきゅごきゅごきゅ。しばらくしたら焼きたて熱々のお好み焼きをはふはふ食べてまたごきゅごきゅごきゅ。けして便利な場所にはないのですがご近所さんが次から次へと来店します。うちも予約してから行きました。ちなみに娘のお気に入りは豚肉と卵をこんがり焼いた「トンペー焼き」です。おすすめのお店です。
なお、鉄板がドーンとあるので、匂い対策は考えて、存分にお好み焼きと鉄板焼きを楽しみましょう。
月末の金曜日 ― 2007年09月28日 23時13分30秒

午後に池袋で打ち合わせ。いつもならネットでバイク用の駐車場を調べてから行くんだけれど、自宅からの出発だったので、着いたらなんとかあるだろう大きな駅だし街もでかいしとタカをくくって調べずに出発。これが見当たりません。駐車場の案内看板は親切にもいっぱい出てるんですがみなこれが「オートバイ不可」。しかたなく車用のセルフパーキングにでもとめるかとあきらめかけた頃に、秋の交通安全運動で精勤してらっしゃる白バイを発見。生まれて初めて自分から近づいていき、このあたりにバイクを止められる駐車場があるか訊きました。訊いてみるもんですね。「西口ロータリーの真ん中に入り口があるところにとめられると聞いたことがあります。私は使ったことはありませんが。まちがってたらすみません」なんとも低姿勢な白バイライダーに礼を言って向うとバッチリありました。30分100円。
これで渋谷、六本木、銀座につづいて池袋にもバイク用駐車場の場所、インプットしました。あとは新宿や新橋や高田馬場やなぜか錦糸町あたりでも、探しておかなければ。
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