登山家栗城史多さんの挑戦2009年09月08日 07時06分05秒

 前からいろいろとお世話になっている知人より、最近登山家栗城史多さんのサポートをしているという話を聞きました。彼はすでに7大陸の最高峰のうち、6つの登頂(すべて単独無酸素)に成功しているのですが、この28日に最後の最高峰エベレスト単独無酸素登頂に挑戦し、その模様をネットで生中継すると言うのです。世界初の試みです。エベレスト無酸素単独登頂はすでにラインホルト・メスナーが成功していますが、今回栗城くんの挑戦が成功すると、その場面を生で見られるというのが凄い。サイトはこちらです。http://kuriki.yahoo.co.jp/index.html 

 番外編として、世界最高地での「ながしそうめん」や「カラオケ(挑戦は9/15)」に挑戦する動画なんかもアップされてますので、興味を持たれた方はぜひ訪問してみてください。彼の公式サイト http://kurikiyama.jp/ では、僕が左に貼付けてみたブログパーツもゲットできます。

 以下、サイトにあった文章を一部載せます。彼の登山に対する考え方には、非情に共感を憶えました。 登頂成功を祈っております。    
 ──なぜ栗城は、単独、無酸素なのか? 単独、無酸素、にこだわる栗城を「無謀」と非難する登山家は少なくない。しかし、栗城は、このスタイルにもメリットがあると言い切る。「グループだから安全かというとそうではない。グループで登るとどこかでほかのメンバーに頼ったり任せたりしてしまう。逆に体調が悪くても無理をしてついて行かなければならない。これはかえって危険だと思います」 
 自分と山の波長で登っていける、それが単独の利点だと語る。 酸素ボンベを使わない理由も、栗城はこう説明する。
 「酸素ボンベは故障することもある。ボンベに頼りすぎると、もし故障があったときにパニックに陥ります。それに一人だと、背負えるボンベの数はせいぜい二本。これで足りるかどうか微妙です。荷物が重くなるだけかもしれない。それだったら、酸素ボンベがなくても登れる体を作れないかと、考えたんです。標高8000mに適応できる体を作れないかって。山をすべて受け止めて、山に登らせてもらう。山を征服する、だなんてとんでもない。山の力を借りて登っていくのが、ボクの登山です」
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