出身地がわかる! 気づかない方言 ― 2008年09月05日 14時18分28秒
この夏の初めにやっていた単行本の仕事が終わり、この度発売されましたので、お知らせします。(もう少し宣伝したいのでアゲときます。すみません)
「出身地(イナカ)がわかる! 気づかない方言」毎日新聞社 http://www.amazon.co.jp/dp/4620318906/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1220418969&sr=8-1
以下、宣伝文より。
毎日新聞紙面で、ネットで、大反響を呼んだ「呼び名で分かる」シリーズがついに単行本化! 東京で通じない。場合によっては恥をかく「気づかない方言」。「ごみをナゲル」「背中をかじる」など代表例を都道府県別に集大成!
飲んでいる席などでの話題に、出張の車中での気分転換に最適な、軽くて楽しい方言のネタ本として読んでくだされば幸いです。ソフトカバーで¥945。安い! 全体にフューチャーされたかわいいイラストは、デザイン学校時代の級友、もりいくすお氏 http://kusuo.com/ によるもの。コンビニ(セブンイレブン)などにも置かれると言う話もききました。
どうぞよろしくおねがいします。
鴨志田穣さん「遺稿集」 ― 2008年03月08日 23時23分23秒
元戦場カメラマンで作家の鴨志田穣さんがなくなってもうすぐ1年。お母様が主催された一周忌の集いに行ってきた。故人の出身地にちなんで北海道料理のお店。集まった方々と昼間から賑やかに語りジンギスカンを食べサッポロビールを飲んだ。
一年目の命日が発行日となっている彼の「遺稿集」。今回縁あって装丁を担当させていただいた。写真は全て彼が撮影したものを使った。帯(腰巻き)がカバーと一体になったタイプに決ったのは編集者さんの意向によるもので、本当は別にしたかったけど、西原理恵子さんのイラストが、カバーやフォントの固い印象を和らげてくれている。これだともう離れる事もないし、よかったのかもしれない。四六判のハードカバー文芸書の装丁仕事は昔から憧れていたので、鴨志田さんには本当に感謝している。生前、著書にサインをしてもらった。「一緒に酒も飲めずに面目ない」と書いてくれたけど、この日は少しは一緒に飲んだような気分になれた。
せっかく酒が抜けたのに、余命を宣告されてしまった彼が苦しみながらもぎりぎりまで書いていたもので、力作だと思います。本はもう書店に並んでいます。よかったら手に取ってみてください。
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