松の内もあけました。 ― 2007年01月09日 17時10分03秒

とっくにあけてましたがおめでとうございます。皆様にとってよい年になりますように。 年末12/30、帰省で東京駅に向かう途中に、年越し用の蕎麦を買うため、荻窪の「春木家本店」(荻窪ラーメンの「春木屋」のルーツになる店)に行った。大阪への土産にするのである。この店は中華そばも人気メニューで、客全員が食べている事もある。しっかり煮干しだけどさっぱり味の東京ラーメンでシンプルだが、俺にはこれくらいが一番「ああ、ラーメン食ってるなぁ」という感じですごく好み。ボリュームも軽めで「盛り」と「中華」両方食べる時もあるくらい。ここでのカミさんのお気に入りメニューは「体力煮麺(たいりょくにゅうめん)」。すごい名前だ。ピリ辛濃いめの汁に熱々の煮麺、麺の上にはラーメンのような油の蓋ができていて素麺が伸びにくいようになっている。トッピングは本場中華シェフ直伝の豚角煮。家から近いわけではなく、そんなに頻繁に行くわけでもないお店だから俺はどうしても蕎麦を食べる。なのでこの煮麺はいつも横目で見るだけである。ちょっとつまませてもらったけど、他では食べられない味で美味しかった。気どっていないいわゆる街の「蕎麦屋」だけど、何を食べてもレベルは高い。もう10年は通ってるお気に入りの蕎麦屋。
で、今年も帰省のお土産の準備ができる間に熱燗と板ワサ、盛りで時間をつぶして、ほろ酔い状態で新幹線に乗った。気分もほんわかとして混雑する電車に目を三角にしなくて良いのである。
第9回 吉祥寺寄席 ― 2007年01月17日 18時58分20秒
本日また吉祥寺寄席に行ってきます。 http://www.geocities.jp/kichijoji_yose/ 本日は五街道佐助さんと上方より桂九雀さん、 恒例の出し物はおめでたく獅子舞だとか。
九雀さん、吉祥寺寄席では初の上方の噺家さんで ハメもの(上方落語は噺に三味線や太鼓の伴奏があるのです)が つくということなので、ネタが楽しみ。 名前でわかると思いますが故桂枝雀のお弟子さんです。
で、明後日の金曜日は立川談志一門会なのだ。 談笑や談春の落語を初めて聞けるので これもわくわくです。
授業参観 ― 2007年01月19日 12時34分15秒
今日は小学校の授業参観日、といってもうちの学校では「学校公開日」といっている。スタイルも何月何日何時間目、とはっきり決っていたの自分の頃とは全然違って、一日中が公開の対象なので、どの授業を観に行っても良いのである。時間に幅があるため必然的に参観している親の数も少なくなり、昔のような緊張感はなく、児童もリラックスしている。今日みたいな日に体育だったらみんなまず行かないだろうし。参観というより親といっしょに受ける授業、という感じかな。あと違うところは、授業開始や終了のチャイムがないこと。これは結構違和感がある。全国的にはどうだかしらないが、なんでなくしちゃったんだろう。
うろうろぺちゃくちゃと緊張感のない子供ら相手に辛抱強く従業をつづける先生。小学校に行くたびに、くそ生意気な悪ガキだった小学生の自分を思い出して、頭が下がる思いになる。まじめに授業受けたかった子たち、迷惑だったろうなぁ。
立川流一門会 ― 2007年01月27日 19時04分43秒

1月19日、言ってきました。立川流一門会@練馬文化会館ホール。電車だと乗り換えが面倒なので寒い中バイクで行きました。
1500人は入る立派なホールで、当然お客は満員。結構若者も多くラッパーみたいなB系ファッションもちらほらいたりで、立川流の人気は幅広いもんなんだなあと思いつつ自販機のコーヒー飲んで冷えた体を温める。紙コップを所定の回収機に入れると10円返ってきた。グッズ売り場がごった返していてその混雑のために10分ほど遅れて開演。
演目は写真の通りで一人目が志の吉。きっちりと古典をやって場内を暖めた。スモークオンザウォーターのお囃子で登場し、「みなさん、うまくいけばもうすぐ談志見られますよ」と始めた二人目の談笑は、マクラで不二家問題にふれて、「こんな時に限ってニュース見るたびに不二家のお菓子が食べたくなるんですよ。ねえ」と言い、「カントリーマーム食べたい人!いない?」と袂から出したカントリーマームを客席にばらまいていた。焼肉店に努めるベトナム人と客のやくざが繰り広げる爆笑ものの新作で場内はヒートアップ。変です。この人。三人目の談春は、実質的なこの日のハイライトだったかもしれない。上手い。面白い。ひねりもブラックな笑いもメタ的な視線のギャグもある。つまり、師匠ゆずりだってことなんだろうけれど。ちょっと柳家喬太郎を思い出した。またぜひどこかで見てみたい。そして家元の登場。2004年末の三鷹での独演会以来だったけど、やせた。本人曰く10キロ近くへっちゃったらしい。声も前よりつらそう。言いたい事さんざん言って暖気運転の後、「やかん」が始まった。正確には「やかんのような噺」だったけれど。ネタをこれにしたのは、問答ものなので体力をあまり使わなくて済むからだろうかと思った。それくらい、談志、弱ってます。開口一番「去年は一年中鬱状態で、あんなひどい年はなかった」なんて言ってたし。
皆さん、今のうちですよ。
生産中止 ― 2007年01月30日 12時06分46秒

前々から噂があったわが愛車の生産中止が年末に決定した。売れてないししょうがないとは思うけど、何台ものバイクを乗りついだベテランでも、「これは本当にいいバイク、乗ってて楽しい」と言ってるのになぁ。同カテゴリーで一番売れてるホンダのCB400SFが一万台売れたとして、こっちは500台にも満たない売り上げだもんな。排ガス、騒音規制もますます厳しくなっていくし。だいたい街中でうるさいやつって最近は「ライダー」系よりも「バイカー」系が多いんだよな。あのスーパートラップマフラー、早くもねえのにブリブリうるせえよ。俺なんか静かなもんだから、車に近づいても気づいてもらえねえっての。これで400クラスでのVツインのロードスポーツは消滅しちゃった。デザインが万人向けでないせいもあったかもしれないし、雑誌もあまりとりあげてくれないし、とにかくマイナーな存在でした。メーカーさんの扱いもいまいちだったなぁ。スズキのサイトのトップ写真、これがヒドい。写真写り悪すぎ。もうちょっとアングル考えてよ。ほんとに。左はしなんか欠けてるし。
もし400のロードタイプ買う人がいたらお薦めします。もうあんまり在庫ないとは思うけど中古は出てますから。中古の値段が高いのも、オーナーがあまり手放さないからだってショップの人も言ってたな。速い軽い面白いそして誰も乗ってない隠れた名車です。
まあ大事に乗っていきます。
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