新年度2007年04月03日 11時00分08秒

地方での新雑誌の立ち上げ仕事などでばたばたしているうちに3月もおしせまってきたなあなどとと思っていたら、仕事をちょこっと手伝ったりもしていた知人の旦那さんが42歳の若さで亡くなった。そのあと大阪の父親が肺がんで亡くなりさらにばたばたしてしまい、一息ついたらいつのまにか4月になっていた。

春になった。先の週末、子供達が友達と遊びに出かけ、ぽっかりと時間が出来たので、のんびりと都内を単車で走る事にした。五日市街道〜環八〜高井戸の桜〜甲州街道〜四谷の桜〜皇居の桜〜日比谷〜豊洲〜東雲〜浦安〜TDR周辺〜葛西〜若洲海浜公園〜台場〜レンボーブリッジ〜赤羽橋〜神谷町〜六本木ミッドタウン〜外苑東通り〜信濃町〜四谷三丁目〜新宿〜帰路。

暖かくなったし、桜も満開になったし、どこも人でいっぱいでした。

年度の節目を意識する事はあまりないけれど、今年はちょっと気分を入れ替えたいような気がした。父は今も応援してくれているはず。それを励みにがんばっていこう。みなさんよろしくおねがいします。

風間健介写真展2007年04月04日 18時09分17秒

四谷の写真ギャラリー、ルーニー http://www.roonee.com/ に、風間健介さんの写真展「夕張」を見に行く。ひょんなことからこの写真集(http://www.photoeye.com/templates/mShowDetailsbyCat.cfm?Catalog=ZC981&CFID=3273683&CFTOKEN=41272434)を知人に借りて読み、ずっと気になっていた。昨年いくつかの写真賞も受賞されたようで、HPを読むとご近所に住んでいるらしい。いつか実物のプリントを見たいと思っていたら、個展をやるということなので、早速のオリジナル見物となった次第。

今何かと話題の夕張の街を撮ったもので、プリントが壁一面にフレームにも入れずところ狭しとびっしり張られている。モノクロが美しい。廃坑跡や発電所跡などは、いわゆる廃墟写真、工場写真に見えるが、僕が気に入ったのはドキュメンタリーとしてではなく、あくまでも「絵柄」として画面が出来ているところ。ご本人もそれは主張されているのだけれど、空を流して撮ったものなどは、空気感の表現がすごくいい。ほら、廃墟やら工場跡ってそこにさえ行けば、なんか「絵」が出来ちゃう感じするじゃないですか。もちろん誰にでも撮れるなんてことは言いませんけど。

別室の小さいギャラリーにはバライタのプリントも展示販売されていて、これが一枚1万円という安さ。といっても財布が寂しかったので実際に買ったのは8×10のRCペーパーのプリント、バライタより当然プリントの質は下がるものの何とこれは一枚1000円! 買いですよこれは。夕張以外の作品も販売されていて、それぞれ一枚購入した。欲しかったのはもちろんバライタなんですけどね。

HPを見ると、ご本人、現在仕事には苦労されているらしい。ポートレートも撮るそうなので、興味のある方はぜひHPへ。いろいろとユニークな方です。 これからはカラーの作品が増えるとのことでしたが、どんな写真なのか、楽しみです。

4月5日 神宮球場2007年04月07日 08時53分00秒

友人を誘って神宮球場の東京ヤクルトvs阪神戦を見に行った。

大阪の弟からケータイで撮った父の遺影をメールで送ってもらい、出力してケースに入れ持っていく。父は十数点差で負けていても「まだわからん」といって家族中からブーイングをあびながら試合を最後まで見続けていたほどの(たとえが長い)阪神ファンだった。85年の優勝時、東京の下宿先から祝福の電話をかけたら「嬉しい嬉しい」と泣いてたし。遺影の前にこれも大好きだったビールを置いて観戦した。

自由席だったので早めに出かけたがそれほどでもない入り。まだシーズン始まったばっかりだしな。寒かったし。それもあってビールから燗酒に飲み物をかえたあたりから友人らがどんどんでき上がっていく。あとからきいたが、T氏は5回くらいから記憶がないとか。学生ちゃうねんからええかげんにしなさい。俺は試合終了くらいまでは記憶はあります。

試合はJFKの登場もないまま1-4で負け。いまいちしょぼい試合でした。 写真はこの日一人気を吐き一発打ってくれた「アニキ」金本選手。

2016東京五輪2007年04月10日 13時32分32秒

あ〜あ、今度の知事、ほんとに呼ぶのかなぁ。開催地の誘致合戦ってすごいらしいもんな。IOCの役員に、当たり前のファーストクラスで東京に来てもらって、自慢の夜景を一望できるコーナースイートあたりに泊まらせて、ストレッチリムジンに乗せてシャンパンでも飲んでもらいながら、競技場建設予定地をスモークウィンドウごしに眺めてもらったら、お次は当然高級料亭か。赤坂?銀座? 歌舞伎座や六本木あたりの夜の接待も当然コースに入るんだろうな。知事とりまきの都職員連中の舞い上がった接待ぶりが目にうかぶわ。ちょっと前までアームバンドに健康サンダルでA定食の食券券売機に並んでた事など頭から吹き飛ばして、IOCの役員や連れてきたカミさん愛人にえへらえへら愛想振りまいて。ちぇ、いいなあ。ご婦人方のお土産も当然買ってあげるんだろうな。一流ブランドの旗艦店だっていっぱいあるし、老舗の工芸品やキモノをあげたら、さぞ喜ばれるだろうよ。費用は大丈夫。潤沢な「都税」があることだしね。

いったいいくらかけて決まりっこない五輪開催を誘致するんだろう。ソウル→バルセロナ→アトランタ→シドニー→アテネ→北京→ロンドン→東京? まあ決らなくても夢のようなIOC役員の接待「業務」が待ってるから、知事のとりまきや五輪誘致関係者はそれだけでも楽しみだろうな。経済効果? またブランド店がぞろぞろ出来て、輸入車ディーラーが開店して、高層マンション高級ホテルがにょきにょき建つんだろうね。素晴らしいね。古橋廣之進さん、がんばって。

しかし、それだけ世界中の立候補都市から札束ばらまいた接待させてスイスの湖畔に邸宅住まい、さらに天文学的な額の放映権料取ったあげく、会期中の運営はボランティアだもんね。いい仕事だよIOC。サマランチもそりゃなかなか辞めないはずだよ。あいつらいったい一年のうちどれくらい接待されてるんだ?

スポーツ選手のすごろく、あがりは、IOCやFIFAなんかの「会長」なの? ロゲさん、プラティニさん、教えてよ。

よいこ(415)の日 大垂水峠2007年04月16日 15時30分37秒

午後、子供達が遊びに出かけてしまったので、こっちもスキをついて走りに出た。中央高速に乗る。トイレに寄った石川P.Aで、晩年の横山やすしそっくりのおじさんが話しかけてきた。「これRVでしたっけ? SV? あ、そうか。かっこいいですね〜。Vツインエンジンいいですね〜。このカラーリングがいい。スズキはいいバイク作るな〜。え? 生産中止? 嘘、もったいないねぇ。俺も欲しかったんだよな〜コレ、エンジンの音聞かせてよ」とべた褒め。その割には名前を間違えてるけど。

そんなおじさんが乗っていたのはHONDA CBR600RR。あなた、100万円クラスのスーパーバイクぢゃないですか。(写真)

さらに大月まで行き、そこから甲州街道(R20 )を東京に向ってひたすら走る。そこそこの高地なので、まだ空気がひんやりしている。ところどころに残る八重桜など、いろんな花がよく咲いていて楽しい。途中大垂水峠を通った。まだ原付小僧だった頃、バイク雑誌で名前をよく見かけた場所だ。おお、ここだったのか。でもコーナーにはスピード防止のためか、赤い立体ストライプ塗装が施されていてめちゃめちゃ走りにくい。タイヤの跡もすごい。前のクルマにいらいらしている走り屋仕様のクルマにくっついてくねくねと走る。その後しばらくして相模湖あたりで渋滞になってしまい、八王子くらいまでず〜っと路肩のすり抜け走行になってしまった。思ったより遅くなりそうだたったのと、雲行きがあやしくなってきたので、途中八王子から中央高速に乗り、ちょっと急ぎ目で帰宅した。さすがに好天だけあって、高速はバイクいっぱいでした。

ダ・ヴィンチ〜鳥獣戯画2007年04月20日 17時47分54秒

国立博物館行ってきました。平日昼前なのにけっこうな入りです。やっぱり話題ですね。「受胎告知」は本館で展示、平成館が第2会場です。まずは第1会場で本展の目玉、レオナルドのデビュー作という「受胎告知」を鑑賞。入り口で金属探知機のゲートをくぐり、手荷物チェックを受け入場。だだっぴろい部屋の奥にこれ一枚だけ、ぼんやりとした明かりの中、展示されています。「己」みたいにジグザグになった通路で絵に近づいて行き、最前列では立ち止まる事は許されません。2列目からだと、止まってゆっくり見られるんですが。ま、実際きれいでしたよ。NHKで予習したように右側に立って人物のバランスを修正して鑑賞もしました。でもあのみごとな発色、ぜったい修復してるよなぁ。

  

次は第2会場。本展は、「手稿をもとに制作した模型や映像などから、ダ・ヴィンチの芸術から科学にわたる広範な試みを紹介する(公式サイトより)」となっているので、実際の作品は「受胎告知」と、テラコッタの頭部彫刻が一つだけ。あとは、パネルや模型、ビデオなどでの展示なので、ほとんどスルーしちゃいました。というより、混雑がすごくてパネルの上のほうの展示やら、天井からぶら下げた模型くらいしか、何も見えなかったんだよね。

   

実は、この日一番感動したのは、本館2階国宝室で特別展示されていた「鳥獣戯画(甲巻)」、2回の常設展示を見るのは初めてだったから、教科書でしか見た事のなかったような日本の歴史的美術作品をじっくりとマイペースで鑑賞できて、すごくよかった。鳥獣戯画って蛙とウサギの相撲のシーンが有名だけど、巻物だから、まわりにはもっと多種の動物、鳥が登場する。猫やら犬やらきもの着た鳥やら、実にユーモラス、キュートです。描かれた線も無駄がない。これ、レオナルドよりもはるか昔の12世紀とかの作品ですぜ。なんという完成度、水墨画だから塗り重ねもできないしね。参考URLは、http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=00&mansion_id=M1

   

以下は鳥獣戯画見てるときのとなりのおばさんたちの会話。「この前京都に行った時にこれが見たくて高山寺に行ったのよ。そしたら住職さんに「本物はお国の博物館に行ってますので」って言われちゃってさ、複製しか見られなかったのよ…」京都に行っても見られないんですよ。見たい方は22日まで。お早く! 博物館全体はレオナルドを観にくる人でごったがえしてるだろうけど、ここは間違いなく空いてますから(笑)。

機種変更2007年04月23日 22時34分02秒

さすがに携帯電話同じ機種3年も使ってるとバッテリが持たなくなってくる。 残量表示もめちゃくちゃになるし、予備も持ってるんだけど二つともすっかり頼りなくなってきたので機種変更を考えた。近くのショップに行って店頭で色々と品定め。ワンセグやら着うたやら、自分には縁のない機能がどっさりついた機種がどっちゃり並んでいる。本当に欲しいのは「i-phone」なんだけど。                 

しっかし値段がどれも「新規¥0」ばっかりで、機種変更の価格は表示されてない。くそ。心を決めてお姉ちゃんに声をかける。「あの、これ機種変更で欲しいんだけど、いくら?」「ええと、お客様の使用期間ですと¥○○○○になります」「そ、じゃこれおねがいします」…………「すみません、今在庫がなくてこの色だけです」「え? じゃあこの機種は」「あ、これは全色とももうぜんぜんないんですよ。メーカーももう生産してなくて」「仕方ないね、じゃ、これは」「あ、これは機種変更は終了してます」…………結局気になったモデル全部変更不可能。

            

手に入るモデルを陳列しやがれ。            

      

やっぱり、「i-phone」待つかな。

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