朝小サマーフェスティバル2007 ― 2007年08月01日 20時12分23秒

朝小サマーフェスティバル2007、http://www.asagaku.com/shougaku/sho_fes/index.html 朝日小学生新聞のイベントである。購読者である上の子がどうしても行きたいというので、仕事があるかあちゃんではなく時間を調節できるおれが連れて行くことになった。場所は新宿NSビル、出来た頃はかなり目立ったビルだったのに今はもうすっかり周りに隠れちゃってます。それでも中央の吹き抜けは子供らにはインパクトがあったみたい。今度、都庁か六本木ヒルズにでも連れていくか。開場ちょうどくらいについたらもう入場行列ができていた。
イベント自体は、小学生相手の通信教育、出版、学習塾、ITなどのブースが並び、パンフやチラシ、粗品を撒きまくるプチ展示見本市会場といった感じ。こらこら売り物の本を最後まで読むな。で、小さいステージでは、ショーや講演、実験やスポンサーから商品がもらえるミニゲームが行われている。あと連載している漫画家さんのサイン会とか。二つある片方の部屋は、中央にずらっとひしめき合うテーブルの上に、関東一円の中高私立校のパンレットがびっしり並んでいる。こんな資料が一度に集められるだけでもいいチャンスかも。うちは受験なんて全く関係ないけど。うちの子供らが一番熱心だったのは「かけっこが必ず早くなる方法」。さて、秋の運動会に生かせるでしょうか。
おれが唯一楽しみにしていた、さかなクンのショータイム(?)も見たんだけど、もう少し口調やアクションを抑えめにしてもいいと思いました。
市営プール ― 2007年08月02日 10時22分58秒

仕事の前に朝いちで子供らをプールに連れて行く。小学生は一人10円。安い! 平日のこんな時間に来ているのはやはりお年寄りが多い。室内エリアでひたすら水中歩行をしていらっしゃる。子供がクロールをおぼえたいというのでちょっとばかりコツを教える。おれにはもがいているようにしか見えないが、なんとか進んでいる。8月の下旬に学校で検定があるらしいのでそれに備えて身につけたいらしい。平泳ぎはやらないのかときくと難しいからできないという。最初はみな「あおり足」になっちゃうんだよね。ちなみに競泳だとこれは泳法違反で失格です。おれが水泳部にいた中高生のころは、頭のてっぺんが水中に沈んでも失格でした。「きわどいから気をつけなさい」と、よく審判に注意されたもんです。
子供達の早朝練習、もうちょっとやってみるか。
義理の兄弟 ― 2007年08月04日 20時35分18秒

午前中は都内の公園でワンコ関係仕事の撮影。撮影はさくっと済んだがロケ場所までバイクで行ったらこれが大変。渋滞ののろのろ運転も災いして腕の肘から下とグローブの間があっというまに日焼けで真っ赤。ひりひりひりひり。夏場は半袖はかえって危険だと肝に銘じる。スクーターに二人乗りしているにいちゃんねえちゃん達はもちろんグローブもしないし、顔面さらしたお椀メットにタンクトップやらキャミ姿だけど、よく平気だな。
夕方から都内の義理の姉宅に行く。義母の命日にあわせてご兄弟が生まれたばかりの孫も連れて集まるということだった。下は0歳から還暦越えまで総勢十数人、にぎやかに飲んで食べました。
谷中全生庵 ― 2007年08月05日 20時39分11秒

去年行って子供達にわりと好評だったので、今年も落語協会主催の「圓朝まつり」あらため「落語協会感謝祭」に行く。http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Festival/Handbill.aspx 場所は谷中の全生庵。今回は俺一人で子供達を連れて行った。芸人の屋台や出し物、幽霊画コレクションの展示、抽選会など、昨年とほぼ内容は同じ。くらくらするような暑さも昨年と同じ。今回はたっぷりと冷たいお茶も持参したが、やっぱり暑い。子供達は「千両みかん(冷凍みかん)」やかき氷をつぎつぎにたいらげてご機嫌。福引きで手拭いや寄席のチケットを当てて、吉祥寺寄席に来たこともある噺家さんと写真を撮った。ある一角で行列ができていたので、見にいくとお気に入りの柳家喬太郎の姿。サインと記念写真に応じている。さすが人気者。サインの行列では一番長かったかも。うちも子供と一緒に記念写真を撮ってもらい、サインもいただいた。
この日、行きも帰りもJRの車両の中は、「ポケモンスタンプラリー」目当ての親子連れでうじゃうじゃと賑わっていたが、うちの行き先はちょっと渋かったかな。楽しんでたみたいだからいいんだけど。
お仕事 ― 2007年08月06日 13時13分54秒

なんだか子供をどこかに連れて行ったっちゅう話ばかり続いているがもちろんちゃんと仕事もしてるんです。最近ワンコ関係の仕事が続いているのでワンコと接することが多い。今日も芦花公園〜用賀〜御成門とそのワンコ関連の撮影でワンコの幼稚園、保育園、都内に初めてできたわんこ蕎麦屋などを取材する(最後は嘘)。
都会のマンション暮らしでも飼える小型犬が人気だが、いざペットショップで購入してみたものの、言うことをきかない、吠える(当たり前なのだが)、留守中に部屋を荒らすなど、夢に描いていた可愛いワンコとの暮らしと、現実のしたい放題の犬とのギャップで、ノイローゼのようになる飼い主も増えているらしい。まだ「なんとかしたいのに……」とノイローゼになってしまう真面目な飼い主ならいいけれど、「こんな犬なら要らね」とそのままポイとワンコを見捨てる飼い主のほうが多く問題になっている。最近よく聞く話だが引き取り手がなくて保健所で殺処分される犬猫は年間60〜70万頭ともいわれている。おやおや、犬猫も消費財っちゅうことですか。
取材したようなしつけ教室の方々はもちろんそういった事態を憂慮されていて、ワンコのことで悩んでる方はいつでも相談にきてほしいといっていた。そして、皆口を揃えてがいうのはワンコとうまくやる最大の秘訣は、「飼い主の意識から変えていくこと」だそうだ。
義理の母の命日 ― 2007年08月11日 13時35分22秒

実際には義理の母が亡くなったのは7月の末だけれど、お盆休み近くの週末を使って、義母が住んでいた千葉の家に集まってお経でもあげようという話があり、カミさんのご兄弟やご家族にあわせ、うちも参加。皆が集まるのは日曜なので、土曜から千葉に行き、九十九里浜に子供達を連れて行ってからお家にむかうことにした。
いつもながらに仕事柄、直前まで都合がわからないため、ぎりぎりになってレンタカーを探すもようやく見つかった一台はライトバン……。それでもエアコンもCDプレーヤーもカーナビもETCもついてるから充分といえば充分。働く車だからハンドルの近くには、ミニテーブルやボールペン差しも付いてる、これには感動した。運転席以外はウインドウは手動、これには感動しなかった。荷室は質実剛健なビニール敷きだけれど、海で遊んだ後はかえって気を使わず、ゴンゴン荷物を放り込める。4ナンバーのライトバン、案外アウトドアには向いてるかもしれない。
朝7時過ぎに家を出て、土曜だからかすでに混雑する首都高をほどほどにパスし、湾岸〜東関東道。絶っっっっっっっ対に渋滞する穴川あたりを頑張って通り過ぎ、千葉東金道路から九十九里浜へ。ここは広い浜だけあってスペースに余裕があり、のんびりしていて良い。浜沿いの道のどこからでもアプローチできるし。 迫力ある外海の波とひとしきり遊んで疲労と空腹で子供達が野獣化するまえに義母の家に向った。夜はそのお宅の隣に住む、カミさんの姪家族といっしょにBBQ。北海道直送のホタテ、おいしゅうございました。
結局二日目も海水浴 千葉九十九里浜 ― 2007年08月12日 22時06分01秒

ねだる子供達に屈服し、お経をあげるカミさんを置いて今日もまた朝から親子3人で九十九里浜へ。
子供は海水浴に連れて行って浜に着くとまず絶対と言っていいほど走り出す。これはうちだけではなくて、右でも左でも走り出すガキを見かけた。どこでもそのようなので面白い。で、この頃の浜の砂は、灼熱の太陽に照らされ、シャレにならない温度になっているのだが、子供らがそれに気づくのは悲しいことにある程度浜に立ち入った後なので、そこでエラいことになる。熱さに驚いて足を止め、後ろに踏み出しても足は激熱砂の上。また海に向うも激熱砂。じっとしてても激熱砂。そこでたまらず「ビェ〜〜〜〜〜〜ッ」と泣き出して、監視員の出番となるのである。アホである。
長袖のTシャツにハーフパンツ、足元はダイビングブーツ、顔面にはバカ殿みたいに日焼け止めを塗って、頭には手拭いを撒いた重装備だったが、それでも頭がくらくらした。
大阪へ帰省 ― 2007年08月14日 23時44分35秒

春に亡くなった父の初盆の法要に出るため帰阪。今回は2泊3日だけだし、仕事の都合もあるのでカミさんは東京に残る。仕事を早めに切りあげ子供たちを連れて東京駅へ。新大阪行きの電車がホームに停まっていてとび乗ると自由席も余裕で空いていた。3人がけのシートでのんびり出発。しばらくして子供らが冷房に寒がりだしたので、ワイシャツや手拭いやいろんな布物をだしてかけてやる。車内でかあちゃんが作ったお弁当を食べたらたちまち爆睡。新大阪到着後、タイガースファンだった父へのお供えにタイガース仕様の「ゴーフル」を買う。在来線の地元の駅からタクシーに乗り、車内に流れる文字ニュースを眺めていた。「……京都南部、明日の予想最高気温37.5℃………」うちは大阪だけども、えらい時期に帰ってきたもんである。
終戦記念日 ― 2007年08月15日 12時00分00秒

62年目の終戦記念日。
正午前からNHKの戦没者慰霊祭の番組を子供達、そのいとこと義理の妹、俺と母親の7人でテレビの前に並んで観る。正午には黙祷。
その後は大人で手分けして作った弁当を持って、「神戸花鳥園」に行く。ポートライナーで三宮から15分ほど、神戸空港の一つ手前の駅で降りると目の前にある。義理の妹が言ったとおり弁当を持って来てよかった。周りには自販機すらない。しかし園内では持ち込みの飲食はできないというので、駅のベンチで弁当を広げる。しかたがない、外は灼熱炎天地獄だもの。
鴨のひなやペンギン、梟に触れたり、餌をあげたり、オオハシやインコと遊んだり http://www.kamoltd.co.jp/kobe/area_east.htm ソフトクリームを喰ったり、結構楽しんだようすでした。
帰宅後は翌日の法要の準備。片付けや掃除。夜は実家に帰った時のお約束で文庫本よみながら軽いつまみでちびちび。先月のこともあるので今回はほんとにちび…ちび…でしたが。ちなみに読んでいたのは伊坂幸太郎の「グラスホッパー」。これが大ヒット!ずっぱまりで楽しみました。「アヒルと鴨の〜」より、こっちのほうが好き。
父の初盆 ― 2007年08月16日 15時48分53秒

11時から法要があるので、朝も早よから庭先や玄関先の掃除と水撒きである。猛暑のため、なにか一つ作業をすると汗だくになる。シャツや手拭いをを洗濯機に放り込み軽く洗って干す。着替えてまたひと作業。さっき干したシャツがもう乾いている。なんちゅう気候じゃ。その後に子供らをつれて墓参り。昨夜に買っておいたタイガースカラーの花、ひまわりを墓に供える。
お坊さんが来て(母親などはみな「ごえんさん」と呼んでいる。どういう意味か)法要も無事終わり、昼食である。弟達以外は母親の姉達、父の姉達、ご近所のおばちゃん、子供達など、女性ばかり。なぜかおばちゃんが好きな高校野球の中継を流しながら食後の歓談。伯母達が空襲時の話や戦後の食糧難の話をしだした。
蝉の声、高校野球の中継、食後に食べたスイカ、首を振る扇風機の音。夏の風情ビシバシである。話もだんだん盛り上がる。機銃掃射のために飛行機が自分めがけて急降下して来る恐怖の話、誰も彼もが栄養失調だった話など、うちの娘はかたまって話を聞いていた。この世代(昭和一ケタ)を最後に、太平洋戦争の体験談をできる人が日本からいなくなってしまう。
夕方、大阪を発ち帰京する。今度はおばあちゃんが作ってくれたお弁当をもって子供らと新大阪へ、着いてすぐにホームに入ってきた新大阪発ののぞみに乗るとまた自由席が空いている。伯母にもらったお小遣いで買った本など読みながら三人がけのシートでのんびりと帰ってきた。
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