シークレット・ポリスマンズ・コンサート ― 2008年08月02日 23時23分23秒

8月2日(土)、NHKBS2でアムネスティの「シークレット・ポリスマン」のライヴが放映されました。大好き(だった?)なケイト・ブッシュが「RUNNING UP THE HILL」を歌うお姿です。俺が入れあげていた頃に比べるとかなりふくよかになられています。でもケータイだとシャッターに時間差ができて、こういう画はほんとにダメダメですね。となりで粘っこいギターを弾いていたのはピンク・フロイドのデイブ・ギルモアさんでした。これ、すでにかなり古い映像だと思うんだけど、いつごろだっけ。そういえば神宮球場でやった「JAPAN AID」ってえのを見にいったなあ。ルー・リードがレベッカより先に出てきてガッカリしたっけ。
ラスタカラーパプリカ ― 2008年08月08日 23時23分23秒

しばらく仕事が立て込んでいたので休み無しで仕事場通い&引きこもり。食事する店も近くにあまりなく、すぐにバリエーションもつきるので、たまにこんなものを作ったりもします。同じ仕事場の仲間に分けてもらった三色のパプリカとブタコマギレ肉を炒めただけですが、色みがきれいなのでパチリ。おおこういうのってなんだかブログっぽい?
圓朝まつり@谷中 ― 2008年08月10日 23時23分23秒

久しぶりに休みがとれた。今日は落語協会の圓朝まつりがある日。カミさんは用事があって日中は出かけなければいけないため、俺が子どもを連れて谷中全生庵 http://www.theway.jp/zen/ に向かった。これで3回目。今年も途中の山手線の車内はポケモンのスタンプラリーをやっている親子だらけである。これまでは暑さがすごくて日陰を探してふらふらクラクラしていたが今年はそれほどでもない。子どもたちはくじ引きかき氷千両みかん(冷凍みかん)と恒例のものを済ませて楽しそう。俺はキンキンのビールをぐびぐび。皆口々に今年は暑くなくて楽だねえなどと言っている。ひいきの喬太郎がTDLのキャラクターのように行列の先で今年も記念撮影とサインに応じていたのでうちも並んでみた。行列といってもたかが2分ほどのことだけど。下の子がくじ引きで当てた橘家圓蔵の扇子にサインをしてもらった。あと、一回百円の落語クイズに挑戦した。全部で十問。わかったのは立川志の輔がペヤングのやきそばのCMに出ていたこととほか数問。惨敗。知らないことがまだまだ多すぎる。それでも千社札をもらい子どもは喜んでノートに貼っていた。ほかに、本堂横の建物で公開されている幽霊画の掛け軸コレクションを見物。これは子どもにも結構好評なのである。
いきなりの帰省 ― 2008年08月11日 23時23分23秒

仕事がおちついたので帰省&父親の墓参りで大阪へ。いきなり午前中に決定し、子供とかみさんは先に大阪へ向かい俺は仕事を済ませてから最終1つ前ののぞみに乗った。このところず〜っと新幹線ではコーヒーくらいしか飲んだことが無かったのに珍しく駅弁とビールに手を出した。電車が駅から出たとたんに車内のあちこちで「プシュプシュ」と聞こえてくるあれですな。でも、弁当はそれほど美味しくなかった。残念。新大阪から実家のある駅まで快速で一駅。しかしさすがにそこからのバスはないのでタクシーで到着。それでも日付が変わる前には着いた。早くなったなあ。お母さん次からはもうちょっと早めに決めますすみません。
真夏の京都 ― 2008年08月12日 23時23分23秒

今回の帰阪はあわただしく2泊3日であるのだが今日はいちにちゆっくり時間があるので京都に用事がある弟についていくことにする。俺とカミさんと子供2人と姪っ子ひとり。JRの京都駅から俺が上京する前にはまだなかった地下鉄に乗り「蹴上」という荒っぽい名前の駅で降りる。地上に出ると道路脇にある電光掲示板の示す気温は「38℃」である……………。島田紳助が「夏の京都は絶対だれかが蓋をしているにちがいない」と言っていたのを思い出す。そこから南禅寺へ向かい、大きな三門(山門でなくて正確にはこう書くらしい)に登る(写真)。山の緑を眺め、つかの間の涼風に吹かれた。2階部分にあるみごとな仏像と天井絵、しかし中には入れなかった。そこから東山公園の前を歩いて平安神宮へ。暑い。途中のコンビニで水分を補給して知恩院へ向かう。ここにもばかでかい三門があってそこで休息。さすがに暑さにへばった皆は目の前の石段に怖じ気づいて本堂のところへは登らなかったが俺は登った。暑い。そしてこんどは円山公園を通って「ひやしあめ」などを飲んで休み休みではあるが清水寺へ向かう。熱い。参道に入ると人手が急増。外国人が3割はいるのに驚く。「清水の舞台」を見物して山中の参道をのんびりゆっくり歩いて帰り道。子供らが土産物などを買った。坂道を降りて、四条河原町まで鴨川脇を歩く。途中、舞妓さん体験中の女性観光客を見かけるが当然皆汗だくである。そのあとで見かけた出勤中の本物は当然皆汗ひとつかいていない。さすがですな。河原町からは阪急電車に乗って実家に戻った。よく歩いたぞ子供たち。途中コンビニや地元の酒屋で買った水や麦茶は計6リットル以上でした。
こう書いているとなんだか俺が京都に詳しく思えるかもしれないけどそんなことはなく全く弟に任せっきりでわれわれはただただついていっただけ。どしろーとである。弟に感謝。
盆 ― 2008年08月13日 08時36分33秒

早起きして父の墓参り、タイガースの好調を報告して缶ビールを開けてやる。しばらくして「ごえんさん」(ここいらではお坊さんのことをこう呼ぶ)が来ておつとめ。もうしばらくすると父の遺骨の一部は京都のお東さん(東本願寺)にも納められるらしい。実家のあたりが「村」だったころからの習わしだとか。自分の生家なのにこの歳になってはじめて知ることがいくらでも出てくる。子供たちにスイカを食わせ、お弁当をつくってもらい新大阪へ出てこの駅始発便の乗り場に向かうとまだまだ自由席車両が空いていた。そそくさと席を確保して家族4人ボックスシートにする。行きも帰りも始発便があるおかげで苦労の無い帰省でした。あわただしかったけど。
終戦記念日&敗戦記念日 ― 2008年08月15日 08時57分40秒

写真は義母の兄(だから義理のおじさんになるのか)が昭和15年の浪人時代に使っていた手のひらサイズのスケッチブックである。歳は十代の後半の頃だろう。義母の遺品の中に残されていたのを他にもらう人がいないのでいただいた。この伯父はフィリピンで戦死していてもう一人の伯父は沖縄で戦死している。義母は二人の兄を戦争で亡くしたということだ。夏の高校野球ではこの日の正午に試合を中断してサイレンを鳴らし1分間の黙祷をするが、以前夏にお邪魔した時、義母とその家族(カミさんとかね)は皆正座し手をあわせて一緒に黙祷していた。
スケッチブックの持ち主である伯父の同期生(って言うのかなあ。同隊?)による戦没者慰霊会が杉並で行われていて、遠くて行くのがつらいという義母の代わりに参加するカミさんについていったことがある。若い参加者など他にはまったくいないので珍しがられ、伯父の同期や先輩に当たる方々から会ったことも無い伯父の話を聞かされた。昔の話をするときのおじいさんたちの口調、仲間と呼び合う口調が二十台そこそこのリズムに変るのがすごく面白かったのを憶えている。もう十年以上経ったので、参加者も年々減っているらしい。いずれ開催もされなくなるだろう。
千葉へ ― 2008年08月16日 23時23分23秒

千葉にある義母が暮らしていたお家にカミさんのご兄弟や姪っ子夫婦にその子供たちなど賑やかに集まり食事会。うちの子供たちはキャンプに出かけていていないのでうちは二人での参加。義兄がとなりの畑で育てた野菜をふんだんに使った料理で五輪中継などを眺めながらわいわいと会食した。もちろんキンキンに冷やしたビールも忘れずに。この日は日帰り。
Bunkamura「ロシア・アヴァンギャルド」展 ― 2008年08月17日 23時23分23秒

この日は二つの展覧会の最終日。1つは国立博物館の「対決 巨匠たちの日本美術展」もうひとつはBunkamuraの「ロシア・アヴァンギャルド展」。先月行った「バウハウス」などと並んでロシアンアバンギャルドは若い頃の僕に大変影響を与えてくれたムーブメントなので見逃すわけにはいかずでも国立博物館も見逃したくはないしどうしようと困っていたがどう考えても上野のほうが大混雑しているはずなので見物はあきらめたものの(日本にずっと住んでいればいつかは見られそうな作品たちだしね)せめて図録だけでも買えないかと思いひとまずは上野に向かった。案の定博物館は入場制限が行われていて入り口前は長蛇の列。強力な一方通行が行われていて出口からちょっと入ってお土産コーナーだけ覗くということも出来そうにない。しかたなしにミュージアムショップだけを利用するパスをもらってショップに行くも図録はない。やれやれ図録も買えないかとあきらめながらいちおう立ち寄った別館にいったらカウンターにさりげなく置いてあったので鼻息も荒くGET!
昼飯をすませて今度は渋谷のBunkamura。こちらはさすがにふつうの客入り。内容はほとんどの展示が油彩で、期待していたデザインものはあまりなかった。大好きなマレービッチの「シュプレマティズム絵画」はちゃんとあったから嬉しかったが宇都宮美術館や川村記念美術館にある同時期の似た作品を見たことがあるため感激!というほどでもなかった。それより革命後に自由な絵を描くことが出来なくなっていく多くの画家たちが気の毒で印象に残った。加藤登紀子も歌った「100万本のバラ」のモデル、グルジアの国民的画家ニコ・ピロスマニの作品群は、素朴でよかったです。
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