中学校の文化祭2010年10月31日 21時21分21秒

 上の子の学校が文化祭なので行ってきた。「地球環境」が今年のテーマだそうで(自分としては人類環境と呼びたいが)そういった展示がたくさん。クイズもあって、熱帯雨林がなくなっていくスピード(1時間に消失する森の面積)や100年後に予想される平均気温の上昇に驚いた。アル・ゴアの「不都合な真実」(だったっけ)がビデオで流れていてしばらく見入る。
 1990年(日本がバブルとかで浮かれていた頃)に、当時一部で話題になっていた「地球環境報告」という本を新書で読んだ時にくらべると、最近は衝撃を受けることも少なくなってしまった。20年経ち、状況は特に変わらず人口増加は加速し森は減り砂漠は増え続けている。当時に比べれば、環境に対する世界会議も増えて多少は意識も広がったとは思うけど、その対策も結局は経済に置き換えられて、素早い思い切った策はとられない。
 とそんなことを考えていたらうちの子の環境ポスターが展示されていた。ほとんどの生徒が地球を描いている中、他にはないアイデアで、頑張って考えたんだなあと思えた。はい親馬鹿です。欲を言えば茶色く枯れたところが中央の女性にせまってくる逆の構図のほうが良かった気もするけどまあいいや。
 この今の環境問題って、全人類が一斉に「ちょっと、先のことを考えて。ほどほどにしとこうかな」と思いそれを実践するだけで目を見張るような効果が出ると思うんだけどそれができないのが人間なんだろうな。
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