第2回 ニフティ寄席 ― 2009年12月19日 23時23分11秒

柳家喬太郎独演会@12/12 ― 2009年12月18日 23時23分25秒

第1回ニフティ寄席 ― 2009年11月21日 23時45分56秒

林家彦いち&桂かい枝二人会@下北沢 ― 2009年08月14日 23時23分23秒

柳家喬太郎立川談春二人会 ― 2009年06月07日 23時23分23秒

三遊亭兼好@FameGang ― 2009年04月01日 23時59分59秒

真打ち兼好になってからは2度目、好二郎さんから数えて4度目の調布のソウルバー、フェイムギャング落語会でした。正月に世田谷で見たので今年は二度目。おっかけかよ。本日は「花筏」「町内の若い衆」の二席。今日は一席目は袴をはいてのご登場。スポーツネタのマクラで店内をあっためたあと相撲ネタの「花筏」、中入り後の二席目は戦時中禁止されていたというややシモがちなサゲのネタ、こちらは着流し姿でした。この前の「熊の皮」とか、このところシモっぽいネタが多いような気がするけど違うかなあ。今回は平日開催だったのでいつもとは客席がちょっと違う顔ぶれでしたが盛り上がった終演後はいつものように兼好さんをかこんで飲み放題付きの食事会(くどいようですが、ここフェイムギャングは食事が抜群に美味いんです)です。いっぺんはいてみたいなどと思っていた袴がそんなに高価なものだとは初めて知りましたよ私。絶対買えねえや。そのほか、落語界の話、あの噺家さんのあんな話やこんな話でこちらもたいへん盛り上がりました。水彩画セットを持ち歩いてらっしゃるので、ネタ帳にさらさらと味わいのある絵を上手に描かれてましたが、器用なんですね。調布から吉祥寺までの深夜バスで帰宅。次は違う噺家さんのときもきっと行きますのでNさん、どうぞよろしく。写真はこの前と同じなのでちょっとセピア調に変えてみました。
三遊亭兼好@世田谷文学館 ― 2009年01月04日 22時22分22秒

芦花公園にある世田谷文学館で開かれる「文学館でお正月!」というイベントに家族で出かけた。昼飯を食べる所が周りに全然ないもんだから近所のスーパーで買ったお惣菜とおにぎりですませてから会場へ。近所の小学生によるお囃子と獅子舞が終ったあと、私が若手で一番注目している三遊亭好二郎さん改め兼好さんの落語会(しかも無料だったのですよ世田谷文学館!太っ腹!)が始まった。開演前に「初天神」やら「牛ほめ」をやるんじゃないかと子供たちと話していたが、あとで聞いたら彼のこの新年落語会の出演も3回目だそうでそうなると客がすぐに思いつきそうなネタはやりませんよねやっぱり。演目は「てんしき」と「締め込み」。初めて見たカミさんも「声がいいねえ」などと褒めていた。最前列にはござを敷いた子供用の桟敷席が設けられていて、うろうろとおちつかないガキどももいる中、いつもの端正な兼好さんの落語が楽しめた。マクラにはこれもいつものごとくちょいと「黒い」笑いもちりばめて。兼好さん今年も注目である。そのあとは、ジャンボカルタ取りや福笑い、独楽回しや羽子板などでたっぷり子供たちを遊ばせてくれた。下の子は羽子板が気に入ったらしく帰りに「買ってくれ」とねだりはじめた。
圓朝まつり@谷中 ― 2008年08月10日 23時23分23秒

久しぶりに休みがとれた。今日は落語協会の圓朝まつりがある日。カミさんは用事があって日中は出かけなければいけないため、俺が子どもを連れて谷中全生庵 http://www.theway.jp/zen/ に向かった。これで3回目。今年も途中の山手線の車内はポケモンのスタンプラリーをやっている親子だらけである。これまでは暑さがすごくて日陰を探してふらふらクラクラしていたが今年はそれほどでもない。子どもたちはくじ引きかき氷千両みかん(冷凍みかん)と恒例のものを済ませて楽しそう。俺はキンキンのビールをぐびぐび。皆口々に今年は暑くなくて楽だねえなどと言っている。ひいきの喬太郎がTDLのキャラクターのように行列の先で今年も記念撮影とサインに応じていたのでうちも並んでみた。行列といってもたかが2分ほどのことだけど。下の子がくじ引きで当てた橘家圓蔵の扇子にサインをしてもらった。あと、一回百円の落語クイズに挑戦した。全部で十問。わかったのは立川志の輔がペヤングのやきそばのCMに出ていたこととほか数問。惨敗。知らないことがまだまだ多すぎる。それでも千社札をもらい子どもは喜んでノートに貼っていた。ほかに、本堂横の建物で公開されている幽霊画の掛け軸コレクションを見物。これは子どもにも結構好評なのである。
三遊亭好二郎@調布FameGang ― 2008年06月21日 23時23分23秒

調布のソウル・バー「FameGang」http://www.famegang.com/での落語会。また三遊亭好二郎さんが出演するというので行ってまいりました。回を重ねるごとにチケットの売り切れるスピードが早くなってきているそうで、これはきっと口コミが広がっているんでしょうね。終演後他のお客さんと喋っていたら「ここの落語会で初めて落語を生で見て、それから続けて見にきている」という方が結構いたし。このところ生で見てから落語の面白さにはまってしまう方が周りで続出中です。音源だけではその動きが、映像だけではマクラから暖まっていくその場の空気やこまやかな仕草はわかりませんもんね。
今回のネタは「蛇含草」と「百川」。「蛇含草」は桂米朝の本などで読んで話は知っていましたが、ふつう江戸前では「そば清」で演じられることが多いそうです。餅の食べ方に名前をつけて遊ぶところが「愛宕山」のカワラケ投げを彷彿とさせました。「百川」は聞くのは初めて。百兵衛さんの表情がたまらなく可笑しかった。
2席でたっぷり1時間以上、存分に笑った後は、好二郎さんを囲んでの飲み食い会。落語会のいろんな裏話などもたっぷり聞けてこれがまた楽しい。終演後噺家さんと酒を飲んで歓談できる。これはなかなか貴重な落語会だと思いませんか。フェイムギャング落語会、お薦めです。
好二郎さんは http://www5d.biglobe.ne.jp/~kousaku/、この9月には真打ち「三遊亭兼好」になられるので、フェイムギャング落語会への出演はたぶんこれが最後とのことですが、なんとかお願いして年内にもう一回くらい出てもらいたいもんです。無理ですか、店長。(画像はポッドキャスト「ニフティ寄席」より)
談志・志らく親子会@三鷹 ― 2008年06月07日 23時23分23秒

かあちゃんが生協のカタログで見つけていつのまにか取ってくれていたチケット(枚数限定のため、抽選で購入者が決められる)で、談志・志らくの親子会に行ってきました。いやあますます談志やばいです。声帯にできものが出来ちゃう病気のようで、かなりつらそう。それでもはうようにして高座に上がってました。かあちゃんは生談志が初めてだったから、へろへろになってても吐き出されるシャロン・ストーンが聞いていたら悔しがりそうな毒舌に喜んだ様子。ほんとに情けない声量でぶざまなんだけど噺家が滅びていくところを見せつけられているような、何とも貴重な体験とも言えるかも。予定では2席でしたが、1席だけの高座でした。でももうすぐ歌舞伎座で談春との親子会も控えているのに、大丈夫なんだろうか。
志らくは初めてでしたが、見事ですね。これなら師匠も思い残すことなく安心して以下略。自作の「シネマ落語」を売りにしているだけあって映画ネタのギャグがぽんぽんと混ざって楽しい高座。ラストに一度聞いてみたかった「品川心中」が出てきたので満足でした。
談志の長いマクラや時事放談やジョークが大嫌いという人を結構お見かけしますが、僕はいたって好きです。生きているうちに座布団に座って喋っている姿だけでも見ておきたいという方がもしいらしたら、お早めに。期限はそう長くないかもしれません。
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