9/30 運動会 ― 2006年10月04日 17時53分08秒

子供が通う小学校の運動会。徒競走などでカメラを構えているとようすが全然わからない。みな終わってからまわりの人に聞いている「で、うちの子何着だった?」。生徒が少ないので大人がやたらと多い。うちではそうでもないが地方だと見学の家族がテーブルひろげてバーベキューやったり酒飲んだりして盛り上がりもすごいそうだ。私の場合、小学校時代は、運動会の昼食はすべて給食だった。生徒は昼になると教室に戻り、グランドに残った保護者達やちいさい子供達がお弁当をひろげる。うちの小学校には児童施設から通う親がいない生徒がたくさんいたので、そのせいだったのかもしれない。「タイガーマスク」や「おれは鉄平」にでてきたようなけっこう大きな施設で、なんどか遊びにいったことがある。夕食やおやつ、掃除なんかも大勢でそろってやるので、ずっと学校にいるみたいだった。悪ガキも多かったけど、みなどうしただろうなぁ。 とにかく天気がよくて良かった。
10月8日 ― 2006年10月10日 22時42分34秒

かみさんの友人が連休中仕事が忙しく、かまってやれないからと娘さんを預かった。そして連休中日の日曜に知人に車を借りて東京サマーランドに行く事になった。かみさんは用事があるので留守番。後部座席に女の子3人乗せて10時頃出発。で、八王子方面に向かって調布インターに入ったらいきなり17キロのど渋滞。通過に2時間という表示が出ていたのですぐに次の府中インターで高速を降りる。そこから20号(甲州街道)にはいったらこんどはこちらもどんづまり。府中市街をぬけるだけで1時間半以上もかかってしまった。車内でおにぎり食べさせたりおやつをあげたりCDかけたり、GSでトイレにいかせたりとへろへろで到着したのはなんと2時前。しかし6歳6歳9歳の3人の娘どもは特にぐずぐずするでもなくはしゃぎ続けていた。偉い。で、現地に着いたとたんにさらに大興奮するそのエネルギーは凄いぞお前らと感心しつつ中に入ると当然ですな、激混み。ひどい。子供らだけでの着替えもなんとか終わり、あとはどこいってもいいよと目の届く範囲に放流。小さい子向けの滑り台、造波プール、頭上の樽から600リットルの水が落ちてくる巨大ししおどし、ひとの事はいえないがこのところやたらと目につく行楽地での肥満気味のおっさん達、はしゃぎすぎて人とぶつかり大量の鼻血を吹き出すガキ、まだまだいけるヤングママなど、目も泳がせながら閉園ぎりぎりまで遊ばせた。といっても今の季節、閉園時刻が17時なので実際遊べたのは3時間にも満たなかった。申し訳ない。これまたとろとろとろとろと混雑で動かない帰りの車中では、まだまだはしゃぎつづける子供らにフライドポテト食わせたりみかん食わせたりお茶のませたりするめ噛ませたら目が覚めてこれは失敗などいろいろと努めたあと、今度は中央高速へ。石川PAでうどんやそばを食べさせた後、ようやくこいつらは撃沈、爆睡。そして帰宅後叩き起こしてシャワーに入れた時も「すっごい楽しかった」「また行きたい」と口にしながらはしゃいでいたお前ら、やっぱり偉いなぁ。
落語関連の本 ― 2006年10月14日 09時31分23秒

数年前に叔父から借りたLPの「桂米朝上方落語大全集」をこつこつとCD に焼き直す作業をしているうちに、近所で地域寄席が始まり、子連れで見にいったり、家族で末広亭に行ったりと、落語に接する機会が増えた。子供も最近は絵本などで結構知識があって、幼稚園児でも寿限無をそらんじてたりする。ドラマの影響もあって人気も盛り上がってるようだし。で、自然と手にする本に落語関係のものも増えてくる。文珍に談四楼に米朝。それぞれに落語、笑いについて無知な僕にいろいろ教えてくれる。「落語協会の分裂騒動〜立川流創立のいきさつ」とか。もちろん重みのあるのは米朝で、寄席のなりたち歴史から深い蘊蓄まで、さすがは人間国宝知識もすごい。米朝は最近ラジオ番組にレギュラー出演もしていて、ここでもその博識や貴重な貴重な昔話をつらつらと披露してくれている。ちゃんと聞いてないけど朝日新聞のサイトに時々部分的に掲載されていてありがたい。骨折入院から復活して、「早く高座にあがりたい。わたしら人前でしゃべるのがほんまでっさかい」とますます意欲的。 で、そのLPの「桂米朝上方落語大全集」が今年ついにCD化された。いまあるLPは全部揃っているわけではないので、聞いていないネタもたくさんある。このころ米朝まだ40代で全盛期なのではないだろうか。声の張りや艶、勢いなどが素晴らしい。激しく欲しい! それでも、生で見る面白さには、かなわないんだけれど。次の米朝一門会東京公演には、行けるだろうか。
吉祥寺寄席 ― 2006年10月19日 19時20分47秒

地域寄席である吉祥寺寄席第7回にいってきた。娘二人連れ。場所はなんとホテルのチャペル。このミスマッチがいいし、広さも程よくて実にいい感じ。前回はやむをえない事情でキャンセルしてしまったが(柳家喬太郎さん、見たかったなぁ)けっこうマメに通っていて今回が6回目。落語は、二人の噺家さんが出てそれぞれ一席、その合間に伝統芸や地元にちなんだ人物などが出てお話や出し物をやってくれる。今回はがまの油売り。刀や箸の先で独楽を回す芸に眠そうだった下の子も驚いた様子。84歳と年齢を聞いてまた驚いた。詳しくは、http://www.geocities.jp/kichijoji_yose/ で、興味のあるお方はぜひどうぞ。一人目の噺家さんは鈴々舎風車さんの「佐々木政談」。自分が持っている桂米朝上方落語大全集では「佐々木裁き」となっている。この日のトリは林家彦いちさんの「天狗裁き」だったので上方どおりのタイトルならばどちらも「お裁き」で通じるものがありました。風車さん、枕で語られた幼い頃のエピソード、貧しく風呂がなく、銭湯に行かない日は洗濯機に立たされてホースで体を洗った話がおかしかった。彦いちさんは、繰り返しがあって先がなんとなく見えてしまう話を見事だれずにやられていて場内爆笑のうず。下の子は睡魔に負けて最後まで持ちませんでしたが。昼間に「芋掘り」があったからかなぁ。次回は文楽の人形使いの方が来るそうで楽しみです。将来上方の噺家さんもみられるかもしれないそうなので、それも楽しみ。画像は、バイクショップに行った帰りに立ち寄った調布飛行場のカフェで撮ったもの。4人も乗ったらいっぱいくらいの小型飛行機。乗ってみて〜。
Suzuki Meeting 2006 ― 2006年10月23日 19時37分46秒

スズキバイクミーティング2006に行って来た。 場所は浜名湖でバイク購入後最遠方の行き先。往復ごひゃっきろ?もっと? これだけの長距離はなにせ初体験、しかも日帰りのつもり。興奮してあまり眠れなかったでやんの。わはは。 待ち合わせが小笠PAに朝8時だったので余裕を見て3時半に出発、環八から用賀で東名に入る。 思いのほか寒かったので海老名PAで間にシャツを着込む。ここですでにバイク置き場にはスズキのバイクが4〜5台。他のメーカーは無し。盛り上がってきてます。 つぎは足柄PAで休息、もっと寒くなったので冬用のグローブに替えて熱いコーヒーを飲む。 寒さにはことのほか弱いので当然のようにジジシャツ、タイツを下に着込んで来たからこの辺の道中は軽くしのげた。
日本平〜牧ノ原と休憩しながら小笠に到着。 ほんとは1時間くらい早く着いちゃったんで手前のPAでうどん食ったり歯ブラシ買って歯みがいたり顔洗ったりベンチで寝たりしてたのでした。おれ入れて7名が揃う。SVは5台。黄色がきれいで羨ましい。650乗れないので羨ましい。ナビがついてて羨ましい。マフラー替えてて羨ましい…。羨ましい。磐田ICで高速降りて1名合流。おれと同じ赤黒の400Sだけど、ヨシムラマフラーがついている。羨ましい…。
で、いきなり今回の目玉ともいうべきスズキの竜王テストコース体験走行へと向かう。先導車がついて一周だけ、装備も普通のツーリングとおなじでOKとのことだったので、見物がてらとろとろ流すのかなぁと思っていたら、80〜90キロくらいでそのまま大きなコーナーぐいぐい走っちゃうから楽しいのこれが。すみっこのほうに国内でみかけないスズキのバイクが停まっていたり、先導車独り占めしてチョイノリで走る強者がいたり、あっという間の一周6キロだけど面白かった〜。絶対何回も走ったやついると思うな。服着替えたりメット替えたりして、そんなせこい事しねーか。それに、他メーカーのバイクに乗ってても走らせてくれたのはスズキ、立派!
で、案外離れたところだった本会場の浜名湖に着いて、それぞれ自由にぶ〜らぶら。このころには浜松はまだ夏か?と思うほど雲一つない晴天でクソ暑くなっていたのでノグソをする場所を探すようにしてしら〜っと、かつきょろきょろと片隅でひっそりとジジシャツを脱いだ。この手のイベントって初めてだけど何が面白いって駐車場が最高! とにかくスズキ、スズキ、スズキ! さすがに日本一多い名字だけあって壮観です。
この日、ここが日本中で刀と隼密度がいちばん高かったのはまちがいない。まるで刀狩り後の押収品か養隼場か。現行車のくせになぜか希少車(売れてへんっちゅうことですわ)のわがSVなど、いったい全国の何割が集まったのだろうと思うのは大げさだ。ワイルド7で幼いおれの心にバイクのかっちょよさを植え付けたGT750がいた。この前近所のビンテージバイクショップで見たのよりもピカピカ。凄い。会場の出し物では、スズキグッズがもらえるミニゲーム(羽付きボールゴルフでユニクロコラボT シャツゲット!)、シルクロード走破に挑戦している日本全峠走破で有名な賀曽利さんのトークショー、日本人マン島初優勝のRK67と世界初(?)のロータリーエンジンバイク75年式RE5の2台はエンジン音を披露してくれる。人数がいっぱいで残念ながらスカブにはのれず125スクーターだったけどミニコースぐるぐる回らせてくれた安全運転講習、バカテクだがウイリーやジャックナイフなどはしない白バイショー、ヨシムラ社長とスズキの元2輪開発部長との対談、今年引退したジャパネットたかたのおっさんに似ている北川圭一氏のトークショー、スズキ全日本ライダーも登場したオークションなど、単車好きにはこたえられない、そうでないひとにはなんだかわからないイベントが続いて、初めてのおれにはほんとに盛りだくさんで堪能できた。特にスズキの開発者だった横内さん、語りに技術屋バイク屋の心意気や無邪気さ(基本こどものまんまともいう)がにじみでていたし、ヨシムラの社長は、殺到する注文に納品で悩んだ苦労話で、その世界では超有名でも、ありふれた中小企業の社長さんの一面もあるということを思い知らせてくれた。
イベント終了後、引率してくれたF さんと鰻屋に行き、ビールの泡の「シュワーッ」という音とホップの苦みを思い出しながらお茶でうな重を食べ、食後Fさんと別れて一人で高速での帰路についた。楽しかった一日を反芻などしながら漫然と走ってたらしっかり浜松市街で道がわからなくなったが大きな看板と「カンナビ」でなんとか浜松インターに入る事が出来た。おれったら地図すら持って来てなかったもんね。途中のPAで子供達には黒はんぺんを買い、自分にはわさび漬けを買って、こそこそとジジシャツを着込み、ベンチでストレッチをし、4時間半ほどかけて東京に戻った。土曜日に遊んだ分日曜日はぎっちり仕事になったが、まだ余韻に浸っている。
高校生以来の長距離ツーリング、いやあ楽しかった。かあちゃんガキども、今日はわがままさせてくれてありがとう。そういやGT380、マメタン、ハスラー、RG250なんかは見つけられなかったなぁ。それと原稿は改行してるのになんで反映されないんだろうなぁ。
野外で「こなもん」 ― 2006年10月26日 13時00分29秒

一昨年から秋になると近所のご家族達にまじってバーベキューに誘われる。最初に誘われたときに、うちもなにか貢献しなければと思い、始めたのが簡易ネギ焼き(もしくはヒラヤーチーもしくはチヂミ)。粉を溶いておくのと具をきざむのだけ前夜にやっておき、当日ひとしきり肉などの焼き物をみんな食べたあたりで焼き始める。ふつうだと焼きそばっちゅうとこですけどね。ふたをあければこれが大好評で、皿を持った人で行列ができました。
で、作り方。小麦粉+だし+塩+卵で「こなもん」のベースを作る。「タネ」っていうんでしょうか。溶き具合は、お好み焼きよりはゆるく、たこ焼きよりとろり、くらい。わかりにくいかもしれませんね。すみません。フライパンなどで試しに少しだけ焼いてみて好みの濃さを決めたらいいと思います。これを一晩置いておく。理由は朝早く起きて準備するのがめんどくさいから。具は、ネギ(できたら青いもの)、ニラ、紅ショウガ、キムチ。これを刻んでおけば準備完了。材料も安ぅあがりまっせ〜。鉄板がカンカンになったら、油をひいて焼く。おたまに軽く一杯くらいのタネを手のひらくらいの大きさにひろげて、刻んだ具を軽めにのせてひっくりかえして全体に焼き色がついたら出来上がり。野外でしかも大勢が食べるのだから早さが勝負。1枚一分もかかりません。1度に何枚も焼けるし。具はニラ+紅ショウガ、ネギ+紅ショウガ、キムチ、の3通り。紅ショウガが結構重要で、これがぐっと「こなもん」っぽさを引き出すんですね。あと、粉と油のしつこさも緩和してくれるんです。キムチはもう万能ですから他はなにもいりません。キムチ以外は、焼けたらかる〜くポン酢か醤油をたらしていただきます。お好みで鰹節なんかぱらっとやってもいけます。青のりは、香りがややこしくなるのでいらないでしょう。シンプルが一番です。
超簡単で楽しいですよ。小さく薄く焼くので一人で3枚も4枚も食べる人もいます。ご自宅でも是非。これに肉やら海産物やキャベツやら天かすやら具を増やしていってソースかけたら「お好み焼き」です。(写真はイメージです)
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