12月4日 ユーザー車検初体験2006年12月08日 21時20分09秒

初のユーザー車検に行って来た。というよりバイクの車検も初めて。まずはネットで多摩自動車車検場に予約を入れた。たまたまユーザー車検を特集していた雑誌を買い、いろいろと調べていくうちに自賠責保険の期限を調べたらなんと予約当日で終了。自賠責が切れていると仮ナンバーがとれないので予約も帳消しになる。間一髪でした。

11月の3日ですでに車検は切れていたので市役所で仮ナンバーを取る。クルマサイズのでっかいナンバーを麻ひもで結わえ付けて出発。車検場について書類売り場に行くと窓口のおねえさんがユーザー車検かどうかを聞いてきて、そう返事をすると丁寧に手順を教えてくれた。ここで重量税と検査料を払い印紙を貼った書類をもらう。一旦場外にでて、事務所で自賠責保険に加入。また場内に入りユーザー車検者用の受付カウンターで、サンプルを見ながら書類に必要事項を記入する。午後からの検査だったが午前中に受付をすませて、食事にでた。ついでに検査時にふたつある愛車のヘッドライトの片方を隠すため、段ボールとガムテープを仕入れる。

13時少し前に2輪車検査レーンの入り口で待っていると係のおにいさんが走って来た。「車検の経験は?」「初めてです」「そうですか、じゃ説明しますのでこちらにどうぞ」と、つきっきりで説明してくれながらの検査を済ませていく。エンジン番号、車台番号、マフラー音量、排ガス、ブレーキ、速度計、ヘッドライトの光軸と、にいさんの説明と電光掲示板の案内で検査はすすんで、窓口で判子もらって終了。時間わずか数分。

まわりを見ると、経験者や業者さんはみな電光掲示板と音声アナウンスを参考にセルフ車検である。受付にいって、車検証シールをもらってナンバーに貼付けたら、あとは帰って市役所に仮ナンバー返せばOKでした。受付時に12ヶ月点検が済んでいない事を指摘された他は何も問題がなかった。後でやればいいそうだし。余裕ができたら細かいメンテをして、寒さに負けずどんどん走るぞ。

ゆずごしょう2006年12月12日 09時54分41秒

地方やお取り寄せでしか手に入らなかった食材が、最近どんどん普通に店頭で購入できるようになってきて、調味料も地方のものが結構進出してきましたね。今普通にスーパーに並んでいる「おたふくソース」、学生時代広島出身の奴はいつも実家から送ってもらっていて、狭い一間のアパートでお好み焼きをするでもないのに不思議だったが彼には普通の食生活にも「必需品」だったらしい。「食うもんないときはめしにかけて食うんじゃ、めしがない時は舐めるんじゃ」とそいつは言っていた。ほかに、仕事場近くのスーパーには神戸の「どろソース」や、使い道のわからない「かんずり」とかいうものも並んでいる。

で、うちのスタンダードは、この「ゆずごしょう」、九州では当たり前の調味料だそうで、しばらく前に宮崎のアンテナショップで入手してからは、欠かした事がない。特に冬の食卓には大活躍する。まず、鍋物との相性が抜群にいい!  これを知るまで鍋ものには大根おろしとポン酢で、ふりかけるのは七味唐辛子だったが、最近は、うすめのポン酢にこれを入れて食べるようになった。もちろん湯豆腐にもOK、あつあつの湯豆腐にちょっぴりのせて、ははふはふとほおばり、熱いものが通ったあとの喉に、今度は冷や酒をきゅっとやる。最高です。逆に冷や奴、お刺身にもいけます。醤油なしで、ちょっぴりつけて食べるのがこつですよ。素麺やあったかい煮麺(にゅうめん)、うどんにも。かみさんがいうには、昔お義父様は味噌汁にも入れて食べていたそうだ。こしょうと言ってもあのペッパーは入っておらず、柚子の皮と唐辛子、塩でできていて、塩気が結構強いので使いすぎには注意しましょう。なんだか宣伝のようですね。すみません。

十二月十二日2006年12月12日 21時38分01秒

今日、日付をぼんやりと見ていて急に思い出した事がある。

大阪の実家というより生家でまだ祖父母と暮らしていた頃、家のあちらこちらに、正確に言うと柱や戸の上隅に、3センチ×10センチくらいの半紙が縦に貼ってあり、そこには漢字で「十二月十二日」と書いてあった。窓の木枠や便所の小窓の木枠にもその半紙は糊でぺったりと貼付けてあって、毎年その日付をこえると、新しいものに貼り替えられる。ある日その紙のことをたずねたら「この日は石川五右衛門が釜ゆでになった日やさかいに、泥棒よけのまじないになるのや」とのことだった。この風習、ず〜っと忘れてたけど、今でもやってる人はいるのだろうか。実家ではもうしていないと思う。かなり地方色が濃いまじないのような気もするけれど。検索したら何かひっかかるだろうか。

と思って検索したら出てきた出てきた。俺がきいたのと同じ事が書いてある。安土桃山時代の大盗賊石川五右衛門は、京都・三条の河原で釜煎(かまいり)にされたという。その日にちなんでのまじないで、「二十三日」バージョンもあるらしい。12歳の子供が貼るといいとか、逆さまに貼るとか、さまざまで面白い。奈良や大阪、兵庫など、おおむね近畿地方の風習らしい。まさかこれが効くとはみんな思ってなかっただろうけど、紙が貼ってあるところに目がいけば、自然と戸締まりにも注意するようになる、ってところだったんだろう。

「火の用心」、「戸締まり用心」で、寒い年末っぽくなりました。みなさんもお気をつけて。

年末、大掃除の季節2006年12月15日 17時18分58秒

このところよく街なかを走っている「廃品不用品回収」の軽トラ。 「壊れたテレビやパソコン、コンポや家具、ご家庭の不用品、なんでもひきとります…」とやってくるあれ。

以前、壊れた旧型のパソコンやプリンタ、ファックス、小さいタンス、椅子などを持っていってもらえるかどうか、声をかけた。「家具でも、小物でもなんでもオッケーですよ」なんていうから壊れたウォークマンなんかもついでに持っていってもらおうと、トラックの兄ちゃんを手伝いながら荷台に次々に積んでいった。

積み終わると、「では精算させていただきますね」といいながらファイルに入った値段表を取り出し、電卓をぽちぽち押していく、小さな伝票にブツごとの値段を書いて、「しめて27000円になります」と言う。

「……?」「何それ、そんなに金とるの? 今手持ちないからじゃぁやめとくわ」と言うと「一旦荷台に載せたもの降ろすと、手数料が発生しますんで」と、動く気配がない。「じゃあ俺が降ろしゃいいんだろ」と言っても「手数料は手数料なんで、かわりませんよ」と、らちがあかない。さっき名刺もらってるので、頭の中に「消費者相談センター」の文字が浮かぶ。「冗談じゃない27000円もすぐ払えないから止めるっていってるんだよ」とむりやり小物を降ろし始めると「じゃぁ待って下さい、こっちも慈善事業でやってるんじゃないんだから…」「まさかタダだと思ってたんじゃないだろうね」などとぐちゃぐちゃいいながらまた電卓をたたき「14000円でどうです。これで限界ですよ」などといやらしい顔でほざく。

すでに頭の中がぶちきれていた俺は聞く耳持たずさらに荷物を降ろそうと荷台によじ登ろうとした。その一心不乱さに驚いたか「ちょっと待って待って」とそいつは慌てて、結局値段をさらににまけやがった。市などの粗大ゴミ引き取り料金やリサイクル料金を考えても結局は割高だったが、その時は完全に頭に血がのぼっていて、このままこいつと顔を合わせているのがいやでたまらなかったので、結局金をはらってしまった。

安くしても品物だけはなんとかして持って行きたいらしい。あいつらがこのゴミをどこに持っていって、どうするのか知らないが(きっとどこかで換金するんだろう)、2重でぼろ儲けしてるんじゃね?

人に聞いたら、テレビなどは「この型は有料になっちゃうんですよ」と、後からふっかけるらしい。みなさんも、荷台に載せる前にちゃんとモノの説明して、金額の説明させて、客の役に立ちたくて仕事してるツラか生気のない薄汚い銭ゲバヅラかどうかをよお〜く見届けて、交渉した方がいいですよ。もう随分前のことなんだけど、あの回収の声を聞くたびに不愉快になる。

クリスマスプレゼント2006年12月19日 10時04分49秒

下の娘がベランダに貼ったサンタにあてた手紙。

ほしいプレゼントが3つも書いてある。 

その1 こびと

その2 いもうと

その3 いちりんしゃ

3つめを見てほっとした。

クリスマスソング2006年12月20日 10時19分57秒

この季節になってくると、楽しみの一つが、クリスマスソングをたくさん聴けること。べつに一年中聴いていてもいいんだけれど、やっぱり今頃に聴くと気分の盛り上がりがちがう。クリスマスソングにはほんとうに名曲が多くて、さんざんカバーされ尽くしたかのようなスタンダードでも全然飽きがこない。ビニールレコードを買っていた頃から、クリスマスアルバムはジャンルを問わず、目につくたびに買っていたので、全部で何枚あるんだかよくわからない。写真にもあるフィル・スペクターのクリスマスアルバムなんて冬夏問わずいったい今まで何回聴いただろう。それでも、いまだにあの一曲目のイントロが「ジャッツツジャツツジャッ、ジャッツツジャツツジャッ〜」と流れてきただけでたまらない気持ちになる。巷で垂れ流されている安いBGMや、達郎やワム!の曲もいいけれど(この二つってどちらもやたらとつらい内容の曲じゃなかったっけ)聖歌からはじまり、そのカバー、ギネスブックにも載ったど定番のビング・クロスビー、ポピュラー、クラシック、ジャズ、ソウル、ロックなどなど…いいものはまだまだあるんです。みなに共通して感じられるのは演奏者の曲に対する愛情がとても素直に感じられること、これが名盤が多い理由かもしれない。

とにかく、すばらしいアルバムはいっぱいあるので、信者でない人もかたいことは言わずに、まあ聴いてみておくんなはれ。

からすみ〜ふぐの卵巣2006年12月22日 16時43分28秒

知人より「からすみ」をいただいた。 「このわた」「うるか」と並び、三大珍味などと言われるが みな高価だし、どれ一つとして食べた事がなかったから 晩酌を楽しみに、仕事場での食事もぐっと我慢した。 樽酒をひやで飲みながら、はじめてのからすみ。 味は……、うにを干してかためたような ねっとりとした濃厚さに、ほんのりと苦みがあり、 口中に後味が残る。魚卵っぽさはあまり感じない。 とくにしょっぱいということもなく、でも酒がすすむ。 ひやよりも、冷酒にしたほうがもっとよかったかな。

それより何だかすごそうなのが、昨日テレビで見た 金沢の「ふぐの卵巣ぬか漬け三年もの」。 三年糠に漬ける事で毒は抜けるというが、 耐熱性は300度以上、 毒性は青酸カリの数百倍というテトロトドキシンが、 「ぬか」なんかでほんとに抜けるのだろうか。

でもちょっと食べてみたい。

からすみその22006年12月23日 16時23分28秒

昨日ここに書き込むときにからすみの事をネットで見ていたら、「食べる時はかるくあぶってください」とあったので、二日目は網で少しあぶってから食べてみた。そしたらこれが美味いこと美味いこと。圧縮されたような卵が熱によって膨張し、つぶつぶがよりはっきりしてくる。歯ごたえもふんわりとやわらかくなり、焼きたらこのような魚卵特有の香ばしいにおいも一気に増す。からすみ経験者のかあちゃんもあぶって食べた事は初めてだったようでびっくりしていた。美味しさはほんとに昨日の比ではなく、酒の量もちょっと増えてしまった。うちが知らなかっただけだとは思うけれど、おすすめです。

ハードワーキン!ミスタダイナマイト!ジェェェェェムズ2006年12月26日 13時15分20秒

訃報を聞いて、JBでも死ぬのか…。と思ってしまいました。いつかは必ずくることなんだけど…。当然全盛期はとっくに過ぎてるけれど、 今年も来日してたし、まだまだいけると思ってたんですが残念です。 十年近く前だと思いますが一度目は代々木オリンピックプールで、二度目は武道館でショーを見ました。 文字通りまさにそれは「ソウルショー」でした。 圧倒的なツインドラム、JBの指先の動き一本、腕の一振りで、 一糸乱れぬ完璧なサウンドを聴かせるバンド、 大量にでてくる金髪のチアガール、そしてあのマントショー…。見てるこっちもいつしか笑顔、 「芸人やなぁ〜」と思ったもんです。若い才能とも積極的にジョイントし、そのサウンドも全然古くならなかった。 そんな鉄人も、クリスマスの朝、自らの出身地ジョージアでとうとう神に召されました。写真のジャケット、足から火を噴いて宇宙を飛んでいるなかなかすごいセンスのものですが、いまJBもこんな感じで、天国へ飛んでいってるんでしょうか。

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