柳 葉 魚 屋

　昨夜お邪魔していたお宅の子供二人とうちの子供二人を連れて今日は東京サマーランドである。存分に遊んで、月曜に備えて早めの帰宅がよかろうというのでレンタカーを朝6時過ぎに借りて、お茶やおにぎりやおやつを積み、お友達をお出迎え。初めて夏場にここに行った時は史上最高の人出だったそうで、気の遠くなりそうな渋滞と、現地に着いたら駐車場が足りなくなっていて「キャンプ場に臨時の駐車場を作っているの待ち」という血管が切れそうな苦しみを味わった。次に行った時は普通の渋滞で到着まで3時間半かかったし、結構苦い思い出があるのだが子供たちが行きたいと言ったら行くのである。行くのである。経験をふまえてシーズンオフではあるが念のため出発は8時にした。調布インターに入ったら八王子から先がすでに20キロの渋滞だったが今日は八王子で降りればよいのでほっと一息。その後は嘘のように順調で開園時刻の9時ぴったりに入園できた。駐車場もがらがらで車を降りるとサマーランドの入り口は目の前である。感動である。遊園地もセットになったフリーパスで入った。ここはレジャープールである。当然のように着替えたら子供たちは早速フルスロットルで遊び出す。子供4人しかもそのうち二人はもうこの春から6年生である。いくらなれている水中とはいえ大人1人で相手にするのはさすがにしんどくなってきた。でもレジャープールである、うれしそうにはしゃいでしがみついてくる子供たちをやはりここは期待通りになげとばしてやらなければならない。持ち上げては投げ、背中に乗せては伸び上がってはねとばす。俺は水中おっさんジャングルジムとなり、かなり暴れた。今日はいい運動になったと思う。ひとしきりプールで遊んだ後に一旦着替えてからの遊園地もおもしろかったので、また続きを書きます。

　（下から続く）プールでひとしきり遊んだら場内併設の遊園地エリアへ行きたいと子供たちがいうので一旦着替えさせて屋外の遊園地へ。屋根がないせいもあるけど、ここは屋内のプールよりもさらに空いている。スクリューコースターやフリーフォールなどの絶叫系マシンも一応はあって、男の子は張り切って乗りまくる。うちのヘタレ姉妹はゆる〜い回転ヒコーキや、メリーゴーランド、コーヒーカップがせいぜいである。とにかくガラガラなので、乗り場に行ってようやく機械が動き出すほど。係の人もほとんどがの〜んびりしたオバちゃんで、場末感もほどよく漂わせてくれる。どうみても60代半ばくらいに見えるある乗り物のオバちゃんなんか白いポロシャツに紺色の膝上スカートに白いハイソックスでこっちのほうがよっぽど絶叫（以下略）………。コーヒーカップの時はもう一回乗りたいというと「そのまま乗ってて、また動かすから」とこれまたのんびり感炸裂である。立地条件のせいで意外に高度のある観覧車（下の写真がその時撮ったもの）やペンキを塗ったベニヤ板で仕切られた手作り感満点の「マドワース迷路」、塗装がはげまくった「ラブ・エキスプレス」など、味わい深いひと通りのアトラクションを制覇したらまた水着に着替えプールへ戻る。人も徐々に減ってきて夕方にはメインの造波プールもとうとう貸し切り状態である。なんか贅沢。閉園ぎりぎりまで遊んだけど、この日開園から閉園までいて遊び尽くしたのは間違いなくうちらだけである。アホである。わはははは。そしていつものとおり瞬時に子供全員爆睡となった車で無事帰宅し、そのあとの晩酌で今度は俺が撃沈爆睡となりました。遊園地とプールを我が物顔に使えるシーズンオフの東京サマーランド、フリーパスは大人3000円に子供2000円！安い！　ココ、まじで穴場ですよ。