ロシア構成主義@東京都庭園美術館2010年06月17日 12時38分15秒





 東京都庭園美術館で開催中の「ロトチェンコ+ステパーノワ〜ロシア構成主義のまなざし」展 http://bit.ly/6TY3sW に行ってきました。ロシア構成主義については学生時代からのファンなので、展覧会はこれまで東京で開催されるたびに足を運んでいました。なので、展示作品にはこれまでに見た事のあるものが結構含まれていましたが、でも、好きなものはしょうがない。行くのです。まあこの二人に特化した展覧会というのはこれまでにはなかったですが。
 その作品群は油彩にはじまり、グラフィック、版画、広告ポスター、建築、衣装、舞台、工業製品、パッケージなど、あらゆる方面にわたります。時代というのもあるけどこれだけ幅広い分野で、すべて自分の手によって描かれたアイデアからものを作っていった、総合デザイナーなんて、今は存在しない(できない)んでしょうね。僕は若造のころ、このロシアンアバンギャルドに大いに影響をうけ、古書店で書籍を集め、模倣したりしたので、自分の名前くらいはロシア語で書けるようになりました。でも実はそんなに自慢することでは全然なくて、ポスターなどの文字を説明文の英語と比較していると、アルファベットとの関連がわかってくるから、簡単なんです。Cが英語のS、Nの裏返ったのが英語のI、Hが英語のNというふうに…。
 お土産グッズでは、画像で貼ったステパーノワデザインの運動着がプリントされた、高さ数センチのウォトカグラス(2種)が、かわいくて素敵でした。でも結局買わなくてはげしく後悔しているので、もしこれから行ってみようと言う方、この僕に買い物をお願いできませんか、赤白のデザインのほうが好みなんです。ああなんて厚かましいことでしょう。どうもすみません。開催は20日(日)までです。

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