30T展(7/5〜11)出品します!2012年06月15日 18時11分35秒

案内はがき
ご無沙汰してしまいました。
すっかり世の流れとともにSNSに浸っておりました。

さて、お知らせです。
吉祥寺にあるリベストギャラリー創で、来月7/5日から11日まで「30人のクリエイターによるTシャツ展」通称「30T(サーティ)展」が開かれ、私も出品することになりました。

(画像をクリックすると、表示が大きくなります)

参加メンバーは湯村輝彦さんや大友克洋さん江口寿史さんをはじめ、漫画家イラストレーターデザイナーと、たいへん豪華です。こんなメンバーが、このTシャツ展のために作った(例外もあるかもですが)オリジナルのTシャツをそろえて展示、販売します。売り切れちゃったらきっとそれっきりですので。ご興味のある方はぜひ早めにご来場ください。
大御所の方々にくらべると、こちらは無名のデザイナーですが、かわいいTシャツを作ってお待ちしてます。どうぞよろしくお願いします。(在廊の日時等はまだ決まっていないので、日が近づいた頃にお知らせできればと思っています。)

洋菓子教室 修了証2011年04月16日 18時00分34秒

パンフレットや看板の制作でお世話になっている渋谷区の注文洋菓子店、ラ・シュエット。 http://www.la-chouette.jp/index2.html 今度はそちらのオーナー・シェフ、近藤冬子先生が開かれている洋菓子教室「ラトリエ・デュ・グー」の修了証を制作しました。2年間みっちりと近藤先生からお菓子作りを学ばれた生徒さんたちが受け取るものです。制作にあたり先生からいくつか海外の修了証の実物を見せていただき参考にしました。本当の学校なら、エンボス(型押し)や箔押しなどを使って豪華にするのですが、こちらはお菓子やさんが開いている小さな教室(アトリエ)です。(小さなと言っても、シェフの近藤先生は以前「料理の鉄人」に出られたこともあるし、今でもNHKの料理番組にもちょくちょく出演されたりする、それは名の知れた先生なのですよ)今回は必要な枚数が少なかったので印刷はせず、質感を重視した色上質紙で、厚みのあるものにレーザープリンタで印刷。封筒もそれに見合った風合いのものを探しましたが市販の大型封筒にはなかなかこれといった洒落た紙を使ったのがなく、ええいそれならとバラの紙を買い、勢いで手作りしてしまいました。使った紙は竹尾の羊皮紙(黄土)です。
 数万部印刷されるようなマスの仕事も、受け取る人の顔や反応がダイレクトに見えるこういう小さな仕事も、制作の楽しさにはなんの違いもありません。今回は納品も直接の手渡しで、反応がダイレクトなだけに久しぶりの紙工作、封筒作りは緊張しました。昔は特殊紙を使ったDM制作やパッケージの提案などで、実際にいろいろな紙を仕入れて切ったり貼ったり、プレゼンやカンプ制作をしたものです。紙に折り目つけるあの道具、名前なんだったっけなあ。
 仕上がりは、それぞれのトーンもマッチしたんじゃないかと思っています。さて、生徒さんたちの受けはどうでしょうか。

本日発売2011年01月08日 08時21分35秒

古くは「かっこいいスキヤキ」や「ダンドリくん」「豪快さんだっ!」などの作品で知られる漫画ユニット、泉 昌之氏のデビュー30周年作品、「食の軍師 」(日本文芸社刊 )が、本日(1/8)より発売になります。このたび装丁とデザインを担当しました。作品のモチーフ、「三国志」にちなんだ細部に凝ったデザインにしたのですが、担当編集さんや原作の久住氏、作画の泉氏、皆さんにもおおいに喜んでもらえました。http://bit.ly/hzaARJ 下に宣伝文をサイトより貼付けます。ご興味を持たれた方は是非お手に取ってみてください。左のくるくるアマゾンのリンクにも画像をはりつけてみましたので、そちらからでもどうぞ。

以下日本文芸社のサイトより「普段、私たちが何気なく食べている料理…だが、そこには奥深い兵法が潜んでいる!! 何を注文するのか? どんな順番で注文するのか? この選択によって「食の軍師」としての知力・能力・経験が現れる。主人公は、自分自身を「三国志」の名軍師・諸葛亮孔明になぞらえ、様々な戦略を繰り出す!! 攻める相手は、料理。おでん、もつ焼、寿司、蕎麦、とんかつ、餃子、焼肉、弁当などなど、私たち一般人が日常的に食べているメニューがズラリ。だからこそ、面白い!!  様々な店で繰り出される陣形!! 店を訪れる客との真剣勝負!! このこだわり、この緻密さ!! 一度読めば皆、軍師の気持ちになること間違いなし!! これぞまさに、エンターテインメント・グルメ漫画である!!!」

そして、当日になってしまいましたが、本日、浅草ブンガジャン http://www.bungajan.com/acc.html では久住昌之氏による発売記念ライブもあります。ゲストは和泉晴紀氏。画像は年賀状もかねたライブ告知ハガキ。

2011年もあけました。2011年01月07日 22時42分35秒

皆さん新年すっかりあけました、おめでとうございます。リアル年賀状のかわりと言っては何ですが私のブログを読んでいただいた皆さんにむけて年賀状の画像をアップしてみました。どうぞご覧ください。紙見本などの色紙を切り貼りして作った絵(ちょっとせなけいこさんを意識)をスキャンし、若干の加工を加えたものです。こちらのリンク先の画像をクリックするとでっかく表示されますので、紙質などのディテールもわかると思います。http://ow.ly/i/727O
2011年が皆さんにとって健やかで良い年となりますように。

現代の妖怪〜ならばせ入道と毛坊主2010年04月17日 14時20分10秒

またまたお知らせです。不肖私がデザインを努めさせていただきました単行本、久住昌之作・泉晴紀画「現代の妖怪〜ならばせ入道と毛坊主」http://bit.ly/bxZQ2A がワニブックスより無事刊行されました。作っているとき、原稿を読んで何度も爆笑しましたが、これはそうとう面白いですよ。ITが幅をきかせるこの21世紀にあっても、妖怪たちはしっかりと息づいていたんということが、はっきりとわかります。そして「ああそうかあれはこの妖怪の仕業だったのか」と、膝をポンポンたたくことうけあいです。泉氏の鉛筆による絵もとてもいい味を出しています。4色印刷のキンアカにさらに特色のキンアカを刷り込んだ真っ赤な縁取りのカバーで皆様を現代妖怪の世界へいざないます。どうか書店でお手にとってみてください。そしてお気に召したなら、ぜひご購入を!どうぞよろしくお願いします。

クリスマス・イヴ2009年12月24日 23時31分30秒

 結婚して洗礼を受けて子どもが生まれてからは12/24のクリスマス・イヴで重要なことは教会に行くことと、サンタクロースがプレゼントを届けてくれるのを手伝うことになった。もちろん家族揃って食事をとったりすることも大事だが平日の時もあるし年末だしでそれもままならぬこともちょくちょくある。仕事とあれば断れない身でもあるし。上の子が小さい時、教会の帰りにお腹が減った、お蕎麦がいいというので立ち食い蕎麦を親子で食べたこともある。夜も遅くて蕎麦屋はもう閉まってたから。
 今年は23日の天皇誕生日も仕事になった。この日をきっちり休めたことはそうは無い。そして24日もバタバタである。なんとか夜のミサには仕事を抜けて行くことができ、家族と会えた。聖歌も歌った。でも上の子は熱出して家で寝てた。ミサが終わって仕事場に戻った。戻る途中コンビニでおにぎりを買って仕事場で食べた。深夜になり帰宅。鍋にあった夕食のおでんを肴に燗酒を飲み、サンタクロースの受け入れ態勢を整える。
 三年使っている生木のクリスマスツリー、今年は子猫がフエルト製の飾りをみんなくわえて外してしまうのでとてもさみしげである。ぼーっとした。みんなもう先に寝ていてあたりは静かである。テレビも見ない。酔いが回ったら寝る。
 賑やかさなどはないんだけど、全然寂しさやつまらなさは感じない。教会に通うようになって(あんまり行ってないけど)ほんとにこの日にたいする心持ちが変わった。メリークリスマス。みなさんクリスマスおめでとうございます。

佐飛通俊さん「カントの憂鬱」講談社2009年03月17日 18時18分18秒

 もうちょっと一番上にこの記事を置いておきたいので日付をかえてみました。もう本屋にはならんでいるはずです。しつこくてすみませんがどうぞよろしく。  

 装丁を担当した単行本が講談社より発売のはこびとなりましたのでお知らせいたします。群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞され、講談社ノベルズでミステリー作品を上梓されている佐飛通俊さんの「カントの憂鬱」。四六判ハードカバーの文芸書。純文学です。発行部数がそれほど多くありませんのであまり書店には並んでいないかもしれませんがもし見かけられましたら、手に取ってみてください。そして、気に入ったらぜひご購入をおねがいします。

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2152916&x=B

 編集の方の「タイトルが重いので、カバーはあまり重々しい印象にしたくない」とのご意見でこんな感じになりました。変な明るさ、あやしい軽さみたいなものが出せたでしょうか。

 どうぞよろしくおねがいします。

深田恭子meets天使2009年03月16日 23時23分23秒

 また仕事作品の紹介です。今をときめく深田恭子さん主演の映画「天使」公開(2006年)にあわせて発行された撮りおろしメインの写真集っぽい本。祥伝社より発売されました。「写真集っぽい」というのは、あらすじや映画出演者のインタビューや撮影エピソードに対談など記事も満載で、どちらかというと映画の紹介の比率も大きく、ただの写真集では終っていないから。こういう本、なんていうんだろう。なのでデザイン作業も装丁以外にやるところが結構多かった。ちなみにこの映画には俺が住んでいる吉祥寺がロケに使われていて、なじみの場所がかなり登場する。巻頭のグラビアページの撮影時には、ちょこっとだけ見物させていただいたが、実物の深田恭子ちゃん、天使の衣装がめちゃめちゃさまになっていて、その可愛さには感動した。ほんと、かわいかった。いや、もちろん今も。

ブックデザインNo.012009年02月18日 21時09分51秒

 カテゴリーに「作品」というのを追加したのでぽつぽつと過去の仕事をアップしてみようと思います。これは女性雑誌の編集デザインをやっていた時にその連載記事が評判だということで単行本化されたもの。タレントの千秋さんによる「ヴィーナスの嫉妬」です。タイトル案と表紙デザインのコンセプトは彼女によるものですが、作業としては結果的に一冊まるごとデザインすることになりました。初めてのブックデザイン仕事です。このころ彼女はインディーファッションブランドを持っていて、洋服のデザインを手がけ、マンハッタンに店舗まであったんです。最近も活躍されているのでしょうか。99年祥伝社発行。うわ、もう10年か。

野武士のグルメ、できました!2009年01月23日 20時42分09秒

 「かっこいいスキヤキ」「豪快さん」「とうとうロボがきた!」などの名作を生み出し、以前からファンでもあった漫画原作者&ミュージシャンの久住昌之さんのエッセイ「野武士のグルメ」が晋遊舍という出版社から発売されます。カバーの素晴らしい絵は泉昌之コンビでの相方、泉晴紀さんです。野武士が一人飯を食っている背景は川上弘美さんの「センセイの鞄」のモデルにもなった吉祥寺の某老舗居酒屋、「闇太郎」。そして、そして、オビ、店頭POP、ポスター、本文も含めたブックデザインは、不肖この私めが引き受けました! 海外でも出版された名作そしてロングセラー「孤独のグルメ」のエッセイ版ともいえるもので、面白いこと間違いなし。レイアウトしながら何度爆笑したことか。店頭に並ぶのは26日ころだと編集の方が言っていたので、週が明けたらみなさん本屋さんにGO! どうぞよろしくおねがいします。

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