戸狩温泉スキー場2009年03月21日 23時23分23秒

 午前4時起床。車中で子供たちが食べられるようにおにぎりをこしらえお茶を水筒に詰める。洗面身支度を済ませてレンタカー店に行き5時過ぎにご近所さんのお友達をお出迎え。同行できないお母さんに見送られ一路長野は飯山戸狩温泉へ。早朝だし3連休の中日だしで道路は空いている。高速に入るとしばらくして一人の子が「ねえ○○パパ(←俺のことです)、アクシデント発生だよ」と言い出した。「何?どうしたの?」と訊くと「なんか、目が覚めちゃったんだよね〜」下の子も「私もお」とおっしゃる。「車に乗って出発するとなんか眠くなくなるんだよね〜」「私もお」「向こうでいっぱい遊ぼうと思ったら寝といたほうがいいんだけど…まあ無理に寝ることもないから、じゃあ景色でも見てのんびりしててよ」「わかった」「はあい」……CDをクラシックにしてわずか10分ほど後、「すかぁ〜」「くかぁ〜」と後部座席から二人のいびきが聞こえてきてひと安心。

 子供たちの何人かが昨夏お世話になった民宿に着いたらお茶を飲む間もなく先に来ていた子供たちと合流し、スキー教室などに繰り出す。あとは放っておいてもみんな遊んでるし、スキーの達者な大人もしっかりいるので俺は荷物番をしばらくしたらお役御免。民宿の部屋で昼寝する。夕食の後は花火を見て、かけ流しの温泉につかり、子供たちも落ち着いたころに、星でも眺めようと焼酎の小瓶をポケットに入れて一人で宿を出、てくてく山道を登っていった。といっても車も通れるような道沿いなので街灯がまぶしくなかなか真っ暗なところがない。途中から田んぼのあぜ道にそれて山のほうに入っていくとようやく暗くなって明かりが視界に入らない所があった。まあこのあたりでいいかと腰を下ろす所を暗さに慣れた目で探し始めたとたんにいきなり両の鼻が完全に詰まってしまい、だらだらと鼻水が流れ始めた。すると今度は喉の表面に微細なおがくずを塗りたくったような違和感を生じ、涙が止まらなくなってきた。これは花粉症の「発作」というべきか。喉の気管が狭まったようで呼吸もままならなくなり、鼻水をだらだら流しながら早々に宿にもどる。部屋に付くとカミさんはすでにマスクと鼻紙の山の中ですでにダウン。俺ももう一度入浴して気休めでもいいからと全身を洗い流したが調子はよくならず結局夕方に買った地酒の純米吟醸酒に手をつけることもないまま手拭いを顔に巻いて横になってしまったのである。

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