Creation Rebel/Starship Africa ― 2009年07月22日 23時23分23秒
日蝕、きれいでしたねえ。もちろん僕が見たのは自宅のテレビ番組ですが。皆既状態になったときのコロナや、チロチロと見えるほんとの大きさは地球数個分ともいわれるオレンジのプロミネンスや洋上の船の甲板から見えた360度の夕景のような水平線は鳥肌ものでしたが何よりも感激したのはシルエットになって浮き上がった黒い月でした。圧倒的な光の全存在とも言える太陽を背負った月の闇のその黒さ。もちろんほんとはRGBのブラウン管を通してしか見てないから(どうせうちはまだブラウン管のハコ形テレビじゃ、ふん)、あくまでも印象なんだけど、あれ以上の暗黒があるのかというぐらいほんとに黒い。われわれが業務上、印刷などで使ういわゆる「ベタグロ〜リッチブラック(C100+M100+Y100+BL100)」みたいにインクでテラテラしていない黒。いやあ「真っ黒」ってあんなに美しいんですね。それとともになんとも禍々しい、いかにも悪の秘密結社が喜びそうな「宇宙レベルの暗黒」「負のパワー」みたいなものもちょっぴり感じさせてくれました。インドのガンジス川では日蝕の終った後に皆が水を浴びて体を清めてたけどその気持ちもなんだかわかります。ところで、ダイヤモンドリングといえば連想するのが俺の場合はこれ。Creation Rebelの名作「Starship Africa」。このジャケットの絵が日蝕のそれであることに気づいたのはずいぶん後になってからでしたが。On-Uサウンド主宰のエイドリアン・シャーウッドによるバッキンバッキンのUKハードコア・ダブ・アルバム。夏の夜、冷房をバッチリ効かせた部屋でお気に入りの冷たい飲み物でも片手に聴くと最高です。80年代のUKダブに興味のある方やダブ好きの方は是非。でもこれ久しぶりに聴こうと思って棚を探したら同じOn-UのNew Age Steppaersのアルバムしか出てこなくてちょっとガッカリ。これって俺持ってなかったんだっけなあ。
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