芋煮会2009年10月18日 23時23分23秒

 というわけで公園で芋煮会&かたわらで粉焼き。好天だったので朝からBBQエリアは場所取りと仕込みと火おこしとアウトドアブランドロゴ入りグッズに囲まれた人達でいっぱい。うちは煮物なので場所はコンパクト。テーブルは市の野外活動課からの無料レンタル。火元はらくちんなカセットコンロ。運搬もチャリンコ。なんだかおれたちシティ派? 大人子供十数人で準備をしながら、生ビールサーバの配達のために現場でうろうろしている酒屋さんにうちも便乗してサーバを頼んだ。このビールがまた美味くて普段ビールなどまず飲まないお母さんがたにも大好評なのである。ず〜っとちめたいし。

 話に聞くと東北での芋煮会というのは行事としてとても大事なものかつ頻繁に行われるものらしい。今回は宮城と山形出身の方直伝で、豚肉味噌風味の仙台流芋煮と牛肉醬油風味の山形流芋煮が作られた。両方とも具沢山。どちらも涼しくなり始めたこの季節ビールで冷えたお腹にじわ〜〜〜っとしみわたるような美味しさだ。さておれは芋煮の横でこの日の第二目玉メニュー、粉を焼きはじめる。この日は粉を焼き慣れている同郷の友人もいたので楽ができてありがたかった。粉は小麦粉に粉末だしと鶏卵と塩を加えて前夜のうちに水で溶いておく。「こな溶いたら一晩から一日くらい寝かせたほうがうまなりますねん」って昔たこ焼きやのにーちゃんが言ってたから。それを大きなタッパに入れてえっちらおっちら持って来たの。粘度はたこ焼きの粉くらいでピチャピチャせずお玉からとろっとたれる程度。油をひいて熱したフライパンに薄く粉を流す。直径は15センチ大きくてもせいぜい20センチ、粉が固まりはじめる前に上にワケギなどの青いネギやキムチなど(今回は小さい豚バラ肉ものせたがなくてもよい)をのせて軽く焦げ目がつく程度に裏返しながら焼けばOK。粉には味がそこそこついているのでソースなどはなくてもいける。好みでポン酢もまたいける。粉のボリュームが少なく、具が少ないので飽きずに何枚もぱくぱくいける。和風のミニチヂミってところだろうか。具を紅ショウガとニラで焼くと沖縄の「ヒラヤーチー」風になる。刻み海苔と鰹節で焼いてポン酢というのもビールにいい。子供達が皿を持って並んでいる。焼く。焼く。あいかわらずの人気である。
 
 ちょうどこの日公園では「子供祭り」というのが開かれていて広場では音楽の演奏や木工や手作りゲームやお化け屋敷などが子供達を楽しませてくれ、大人達も余裕をもって飲み食いができた。乳児をつれてきたお母さんも楽しそうだったが息抜きになっただろうか。食後はせがまれて子供達のキャッチボールやサッカーにつきあってがくがくのへろへろになる。規定の時刻で火を消し、ボールが見えにくくなる日暮れころまでたっぷりと走り回って遊び、道具を返却して帰宅後は友人と銭湯に行き酔いと汗とホコリを流した。それにしても日が短くなったなあ。
累計: 検索エンジン登録 本日: SEO対策 昨日: メール配信   アクセスアップ