柳家喬太郎独演会@12/122009年12月18日 23時23分25秒

 三鷹市芸術文化センター主催の柳家喬太郎独演会に行ってきました。今年は立川談春との二人回に続いて2回目。今回はサブタイトルが〜師走、忠臣蔵にて御機嫌伺い候〜。そう、またここでも忠臣蔵です。http://mitaka.jpn.org/ticket/0912120/ 同行したのはこの日の朝、忠臣蔵役者絵展示の搬入を手伝ったもりい氏。もう朝からもう忠臣蔵漬けですわい。ゲストは柳亭市馬師匠。内容については俺にとっての忠臣蔵師匠もりい氏のブログが詳しいのでリンクはらせていただきます。http://blog.kusuya.net/?eid=1170388 最近ちょいと忠臣蔵づいているので、トリのネタ、俵星玄蕃のエピソードにすんなりついていけたのには自分でも驚いた。いやしかし喬太郎師匠、新作も古典もこういう講談ものもみな完成度高くてほんとに面白い。これでもう俺は師匠の「ファン」になったとはっきりいえるんじゃなかろうか。次はいつ見に行こうか。彼のホーム、池袋演芸場でトリやってる時、これだな。

第2回 ニフティ寄席2009年12月19日 23時23分11秒

 来春から配信が始まるニフティ寄席、第一回に続いてまた無料招待の公開録音に行ってきました。場所は大森にあるニフティ本社。用があったので今回は電車でいったけど結構遠い。バイクだと環7ちゃ〜っと行くだけで楽なんだけどな。この寄席では二つ目さんがふだん持ち時間の短い寄席ではできない根多をたっぷりと披露してくれます。この日の演目は、前座の柳家小んぶ「子ほめ」で始まり、林家たけ平「竹の水仙」、桂才紫「妾馬」、古今亭朝太「干物箱」、鈴々舎わか馬「夜鷹の野ざらし」。最後の「夜鷹の〜」は、野ざらしでは後半部分が初めて聞いたバージョンでした。これ、上方落語だと「骨つり」というそのまんまのタイトルになっていて、ハメものが入ったり石川五右衛門が出てきたりと派手な演出になっています。とはいっても桂米朝師匠のものしか聞いたことはないのですが…。他も含めて全体にまずまずの出来で結構楽しめました。写真は地元の吉祥寺寄席に来たこともあるわか馬さんと才紫さん。まだまだ伸びシロたっぷりな今回出演の噺家さんたち、応援してるからもっともっと精進して頑張ってね。

プチ忘年会2009年12月21日 23時59分59秒

 新宿歌舞伎町の居酒屋「でん八」http://r.gnavi.co.jp/a793300/ で、恒例になっている友人たちとのプチ忘年会。もう何回目かなあ。リーズナブルな飲み放題コースでエビスビールがたらふく飲める贅沢さ。いわし料理も鍋も美味しくて気取らない飲み会にはおすすめである。姿を見せなくなっていた店員のお兄ちゃんが復活していたかと思えばいつも「お、今年も来たね。いらっしゃい」と気軽に声をかけてくれていたご主人が他界されていたそうで壁にはそっくりなペインティングが飾ってあった。毎年年末に一回くらい行くだけだから知らなかった。年月は確実に刻まれている。ご主人、これからもあなたの店に飲みに来つづけますので、どうぞ安らかに。
 その後カラオケ屋でさんざん騒いだあとに御苑前のロックバーで始発を待つことになっちゃったのは内緒。

お歳暮 缶から焼き2009年12月22日 23時23分23秒

 ふだんから人には世話になりっぱなしなのに柄にもなくお歳暮をいただきました。缶のまま冷凍されて送られてきたこの中身はタラバガニ! そして凍ったままガスレンジにかけて蒸し焼きにするんだそうです。さっそくそのレシピのとおりに火にかけて数分、上記が吹き出てきたところで火を止め、ジューシーなタラバガニを家族揃っておいしくいただきました。旨いカニならそのままで食えそんなことは邪道だと言われるのですがちょっとお酢をつけて食べるのも好きなんですよ実は。蟹様すみません。ハフハフ。もぐもぐ。ちゅーちゅー。ごちそうさまでした。

アーヴィング・ペン@The Getty2009年12月23日 23時34分45秒

 こちらのブログにちょくちょくコメントを入れてくれるバンバン@目黒氏が、仕事でL.A.に行った際、ゲティミュージアムで開催されていた「Irving Penn : SMALL TRADES」 http://www.getty.edu/art/exhibitions/penn/ のカタログをおみやげに買ってきてくださいました。カタログといっても270ページに及ぶハードカバーのもので、立派な立派な写真集ですねこれは。そのアーヴィング・ペンは10月に亡くなってしまいましたが、このエキシビジョンは生前から企画されていたものらしくいわゆる「回顧展」ではないそうです。50年代初頭に撮られた作品群で、さまざまな職種の人達が、ペンのスタジオ、布ホリゾントの前で被写体になっています。露出違いなのか同じ写真が並んで掲載されているページもあります。僕はこれまで見たことがない写真ばかりで新鮮でした。現物プリントは、きっと綺麗だったんだろうなあ。1月10日までやってるそうですね。ロスかあ、行きたいなあ……。生プリント、見たいなあ……。
 とりあえずは東京写真美術館への巡回を期待するとします。そして、もうしばらくすると、きっとニューヨークでペンの大回顧展が開かれることでしょう。それこそこの目で見てみたいものです。バンバン@目黒さま、今年の僕のクリスマスプレゼントになりました。本当にありがとうございました。

クリスマス・イヴ2009年12月24日 23時31分30秒

 結婚して洗礼を受けて子どもが生まれてからは12/24のクリスマス・イヴで重要なことは教会に行くことと、サンタクロースがプレゼントを届けてくれるのを手伝うことになった。もちろん家族揃って食事をとったりすることも大事だが平日の時もあるし年末だしでそれもままならぬこともちょくちょくある。仕事とあれば断れない身でもあるし。上の子が小さい時、教会の帰りにお腹が減った、お蕎麦がいいというので立ち食い蕎麦を親子で食べたこともある。夜も遅くて蕎麦屋はもう閉まってたから。
 今年は23日の天皇誕生日も仕事になった。この日をきっちり休めたことはそうは無い。そして24日もバタバタである。なんとか夜のミサには仕事を抜けて行くことができ、家族と会えた。聖歌も歌った。でも上の子は熱出して家で寝てた。ミサが終わって仕事場に戻った。戻る途中コンビニでおにぎりを買って仕事場で食べた。深夜になり帰宅。鍋にあった夕食のおでんを肴に燗酒を飲み、サンタクロースの受け入れ態勢を整える。
 三年使っている生木のクリスマスツリー、今年は子猫がフエルト製の飾りをみんなくわえて外してしまうのでとてもさみしげである。ぼーっとした。みんなもう先に寝ていてあたりは静かである。テレビも見ない。酔いが回ったら寝る。
 賑やかさなどはないんだけど、全然寂しさやつまらなさは感じない。教会に通うようになって(あんまり行ってないけど)ほんとにこの日にたいする心持ちが変わった。メリークリスマス。みなさんクリスマスおめでとうございます。

クリスマスプレゼント2009年12月25日 20時20分20秒

 12月25日の早朝、どたどたどたと子供らがベランダに走る足音でうっすらと目が覚める。窓の向こうで歓声があがる。サンタクロースからそれぞれがほしかった物が届けられていたようで嬉しそうである。上の子は木村カエラのライブDVD。下の子はかわいらしいあやつり人形2体。こちらはチェコ製のものでさすがサンタさんはワールドワイドである。サンタクロースは、昨今のガキどもの幅広い注文に見事に応えてくれるので親としてはほんとうにありがたい。うちや世界中の親御さん達がこれだけ毎年その活動のお手伝いをしたくなるほどなのだから、サンタクロースはやっぱりいるんだろうなあ。サンタさん今年もありがとうございました。また来年もきてください。

浮世絵で忠臣蔵2009年12月26日 22時22分22秒

 平木浮世絵美術館「忠臣蔵名品展」に僕の忠臣蔵の師匠であるもりいくすお氏 http://www.kusuya.net/ と出かけた。美術館のあるららぽーとに来たのは初めて。まわりの町も人も妙にピカピカできれいでなんだかむずむずする。ここは美術館といってもサイズはギャラリー並みで作品もそれほどの量ではなかったが、もりい氏の詳しい解説付きだったので安藤広重や歌川国芳などの忠臣蔵浮世絵を、より楽しむことができた。鑑賞のあとは、階上にあった蕎麦屋で板ワサと鰊をかじりながら日本酒を一本ひっかけて、もり蕎麦を食べた。

たこ焼き2009年12月27日 23時23分23秒

 子供達が隣町のお友達のうちにお泊まりすることになったので、見送りがてらお宅にお邪魔してリクエストのたこ焼きを作ってプチ忘年会。買ったばかりという電気たこ焼き器、廉価だったらしいですが、焼きムラができにくくてなかなか優秀でした。家庭で美味しくたこ焼きを作るコツは、粉を溶く時に人数分の鶏卵を入れること。玉子かけご飯のことを考えればそう多くはないのでここは贅沢に。そして揚げ玉、紅ショウガも忘れないようにしましょう。粉はできるだけゆるくして、焼き上がって皿に載せたらゆっくりとしぼんでいくぐらいが重くなくて食べやすいです。写真はそのお友達宅の猫、近くに寄ってきたなあと思ったら、そでまくりしていた腕にいきなりがぶりと噛み付かれてしまいました。

大晦日の春木家本店2009年12月31日 23時59分58秒

 既にこのブログにも登場しているがもうずっと前から年越しそばは此処で食べることになっている。荻窪の老舗蕎麦屋、春木家本店。(有名なラーメン店はここからの暖簾分けで、家じゃなくて屋です)たしか昭和ヒトけたのころから続く老舗だけど同じ荻窪の有名ブランド蕎麦屋なんかよりもずっと手頃な値段で本格的な蕎麦を食べることができる。正月に帰省するときはお土産にしてもらい郷里で食べる。今年は帰阪しなかったので家族皆でお昼時をちょっとずらして食べに行った。1年ぶりのような気がしてその早さにびびっていると店主も同じことを言っていた。瓶ビールで乾杯して今回は焼酎の蕎麦湯割りとネギメンマ、ピリ辛トンさき、おまけで出してくれたそば粉を薄く伸ばして揚げたものに蕎麦味噌をつけて食べるつまみ。カミさんはいつもの体力煮麺。酔も回ってきた頃に盛りそばを頼んで蕎麦だけお替わりし、汁物や丼物を食べた子どもたちにも分けてやる。ここの麺はパスタでいうアルデンテでけっこう歯ごたえがあってそれも好み。中華そばもスゴク美味しくて超人気メニューなんだけど今回はもう食べられなかった。もっと普段から食べにいけばいいんだよな。ふつーに街角にある家族経営のお蕎麦屋さん。しみじみといいお店。お蕎麦はたぶんお持ち帰りもできると思います。お近くにおこしの際はどうぞ。
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